【レビュー】改良されたKoogeekのHomeKit対応スマートコンセント

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Koogeek Smart Concent (new) - 2 Apple

KoogeekのHomeKit対応スマートコンセントの改良版を試す機会がありましたので、前バージョンからの改良点を中心に紹介します。

小さくなってライトも付きました。


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Koogeekの改良版スマートコンセントのレビュー

Koogeekのスマートコンセントについては、以前のバージョンを以下の記事でレビューしています。

【未来】Koogeekスマートコンセントでホームオートメーションの世界を垣間見る
iOS 10で追加された「ホーム」というアプリを使うと、HomeKit規格に対応した家電製品を制御して、ホームオートメーションというやつを実現できます。 日本ではまだHomeKit対応機器があまり多く発売されていないのですが、今回HomeK...

前モデルからの改良ポイント

今回レビューする改良版は、以前のモデルから次の点が改良されています。

本体が小さくなった

改良版は本体がふた回りくらい小さくなって設置性が改善しています。

以前のモデルと並べてみるとその小ささは一目瞭然です。
Koogeek Smart Concent (new) - 1

以前のモデルは周囲のコンセントと干渉してしまう場合が多々ありましたが、今回のものはその度合いが小さくなっています。

ライトがついた

改良版は本体の円周上に白いLEDライトが付きました。

Koogeek Smart Concent (new) - 2

このライトもスマホ・タブレットのアプリから点灯・消灯や明るさを制御できるスマートライトとなっています。

明るさを最大にしてもそれほど明るくはなりませんが、常夜灯のように使うと便利ですし、自動制御で日没から日の出の間だけ点灯させることもできます。

Amazon Alexaに対応した

Amazonのスマートスピーカー「Echo」などで使えるAIアシスタント「Alexa」による制御に対応しました。

残念ながら日本ではEchoが販売されていないので、今回この機能を試すことはできませんでしたが、これまでAppleのHomeKitでしかできなかった高度なホームオートメーションをAlexaでも利用できるようになったのは、将来日本でEchoが販売されるときに助かるはずです。

前モデルの便利な機能は健在

もちろん、前モデルの便利な機能はそのままです。

たとえば、iOSの「ホーム」アプリと連携することで、Siriからスマートコンセントの動作を制御することができます。

我が家ではスマートコンセントに電源タップをつないで、フロアスタンドとテーブルランプを制御しています。
できることは電源のオン・オフだけですが、あちこち歩いて照明を点けて回る代わりに、「Hey Siri, 電気点けて(消して)」と言うだけで済むのは想像以上に快適です。

また、「ホーム」アプリのオートメーション機能を使えば、時刻、日の出・日の入、自宅を出発・自宅に到着などをトリガーにして機器をコントロールできます。
暗くなったら自動的に照明が点くとか、自宅に着いたら照明が点いているとか、消し忘れて寝たり出かけたりしても自動的に消えるなど、高度な制御が可能です。

※オートメーション機能を利用するためには、ホームハブとしてiPadまたはApple TVを自宅に据え置きする必要があります。

電源に接続するものなので電力の心配をする必要がなく、一度設置してしまえばメンテナンスフリーで使えるのも有り難いところです。

さらに、スマートコンセント経由で消費された電力を計測し、月ごとに集計することができます。
Koogeek Smart Concent (new) - 3

その瞬間に消費されている電力も表示されるので、電気機器の消費電力をチェックして、よりエコな機器に置き換える際の参考にすることもできるでしょう。

設定方法と制限は前モデルと全く同じ

新モデルの設定方法は前モデルと全く同じでした。

詳しい手順は前モデルのレビューで確認していただけます。

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また、2.4GHz帯のWi-Fi環境でしか使えないという制限も前モデルと同じです。
一般向けに売られているWi-Fiルーターで2.4GHz帯を使えないものはほぼないと思うので実使用上は問題ありませんが、設定のときにスマホを2.4GHzのネットワークに繋がないといけない点には注意が必要です。

それから、スマートコンセントの唯一の弱点と言っていいと思いますが、電力の供給をオン・オフすることしかできないので、照明のような比較的シンプルな機器と組み合わせないと威力を発揮しにくいです。
コンセントにつないだだけでなく、その状態で電源ボタンを押さないと動かない機器では、あまり旨味がないということです。
電源タップを接続して、複数の機器の待機電力を丸ごとカットするような使い方をするなら、機器を選ばずに利用できると思います。

もう一点、このスマートコンセントの電源プラグはアース付きの3ピンタイプです。
壁コンセントの仕様によってはそのまま接続できないので、そのような場合はこういった変換コネクターを使う必要があります。

電源3ピン→2ピン変換プラグ(Amazon)

スマートコンセントに接続する機器側のプラグは2ピン・3ピンどちらでもOKです。


手軽にホームオートメーションを体感

Koogeekのスマートコンセントは、比較的手頃な価格でホームオートメーションを体感できるナイスなデバイスです。

Alexaが日本に上陸していないので、前モデルのユーザーがすぐに買い換える必要はありませんが、これから買われる方は新モデルを選んでおくと将来に渡って安心して使えるでしょう。

繰り返しになりますが、iOSデバイスと組み合わせてSiriで電源を制御できるのは、思った以上に快適です。
うまく使えそうな機器がある方は、お試しホームオートメーションとして導入してみるとちょっと世界が変わるかもしれません。

以上、Koogeekの改良版スマートコンセントについてでした。


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