【Kyash改悪】還元率が下がる2月10日以降は何を使えばいい？

Kyashの改悪が発表されました。

ポイント還元もののお決まりの流れですが、私の場合はKyashとの関係を終わらせるときが来たようです。

Kyashの改悪の内容

昨日Kyashから送られてきた「入金機能のサービス仕様および決済時ポイント還元率の一部変更について」というメールにこんな図が貼られていました。

「決済時のポイント還元率の一部変更」として、Kyash Card、Kyash Card Lite、Kyash Card Virtualのすべてで、決済時に付与されるポイントが減るという内容です。

ポイントが減るケースは、決済に利用する残高の種類が「決済のみに利用できる残高」である場合です。

Kyashの残高には、決済だけでなく送金や出金に利用できるものと、決済だけにしか利用できないものの2種類があります。

前者は銀行口座、ペイジー、コンビニ・セブン銀行ATMから入金したものです。つまり、事実上現金をダイレクトに入金した残高は、決済だけでなく送金・出金もできるということ。

後者はクレジットカードから入金したものと、Kyash決済によって還元されたポイントを残高に移行させたものです。

クレジットカードから入金したもののポイント還元率が悪化するということは、これまでKyashの強みと言われてきた、Kyashとクレジットカードの両方でポイント還元を受ける「ポイントの二重取り」の旨味が減ることを意味しています。

なお、クレジットカードからの入金には、Kyashに関連付けたクレジットカードから決済時に自動的に入金して支払う、カードリンクによる入金も含まれています。

クレジットカードから入金して決済した場合のKyashポイント還元率は0.2%となり、クレジットカードのポイント還元率（たとえばリクルートカードで1.2%）と合わせても、せいぜい1.4%程度になります。

このような改悪がいきなり通達されるとがっかりするのですが、いったん冷静さを取り戻して、今後のKyashの利用価値を考えたいと思います。

Kyashが改悪されるといっても、クレジットカードとリンクした場合のポイントがゼロになるわけではありません。

先に書いたとおり、リクルートカードとの組み合わせなら合計およそ1.4%の還元を受けられます。

これより有利な方法が他にあればそちらへ移行すればよし、そうでなければ、これまでどおりKyashを使い続ければよしということです。

たとえば、リクルートカードプラス（現在は発行停止）はJCBブランドのためKyashとリンクできませんが、単体で還元率が2.0%もあるので、お持ちの方はリクルートカードプラスに移行するのが良いです。

Kyashとリクルートカードのコンビは合計還元率がおよそ1.4%（0.2% + 1.2%）になります。
これより条件の良いクレジットカード（たとえばREXカード（1.25% 現在は発行停止））をお持ちの場合、Kyashとそのカードを組み合わせるのがいいでしょう。

その他の場合は、新たにリクルートカードを発行すれば、Kyashとリンクして合計およそ1.4%の還元を受けることができます。

当ブログの今年最初の記事はKyashに関するものでした。

それから1ヶ月も経たないうちに改悪の知らせを聞くことになるとは思っていなかったのですが、しかし、ポイント還元ものの改悪はいつでも起こりうるもので、いちいち腹を立ててもしかたありません。

そのときどきで自分にとって最も条件の良いサービスを渡り歩くのみです。

というわけで、私は手持ちのKyashポイントを使い切ったら、古巣のリクルートカードプラスに戻ることにします。

これまでありがとう、Kyash。でも、もうさよならだ。