先週の後半、今週上海で行われるMicrosoftのイベントで発表されるという新Surface Proの噂が流れました。
それに続いて、Microsoftのパノス・パナイさんがTwitterに新しいタイプカバーらしき写真をアップされています。
新Surface Proのレンダリング画像と新しいタイプカバー
先週出回った新型Surface Proのレンダリング画像というのは、VentureBeatの以下の記事で公開されているものです。
VentureBeat 「This is the new Microsoft Surface Pro」
https://venturebeat.com/2017/05/18/this-is-the-microsoft-surface-pro-4-refresh/
記事によると、新Surface ProはSurface Pro 4のデザインをほぼそのままに、中身をリフレッシュしたものになっているそうです。
CPUはおそらく最新のKaby Lakeに置き換えられることでしょう。
その他には、タイプカバーとSurfaceペンにSurface Laptopと似た(でも全く同じではない)色がラインアップされるということも紹介されています。
その情報を裏付けるように、Surface開発の責任者パノス・パナイさんがInstagramで次の画像を公開されています。
たしかにSurface Laptopと傾向の似た4色のタイプカバーが。
注目はKabyLake-Yモデルの有無
Surface Proの中身がアップデートされるのだとして、個人的に注目したいのは既存のSurface Pro 4のCore m3-6Y30モデルに相当するポジションがどうなるかです。
Surface Pro 4のCore m3-6Y30モデルは、プロセッサーの発熱が小さいことを利用して、Surface Pro 4の中で唯一冷却ファンを内蔵しないファンレス構成になっています。ファンノイズに悩まされることがないのと、ファンの分だけ本体が軽くなっている(20グラム軽い)のが特徴です。
しかし、CPUのパフォーマンスとしてはやや厳しくて、もう少しだけパワーがあればと思う場面は少なくありません。
KabyLakeでこのポジションを埋められるのはCore i5-7Y57です。このプロセッサーのTDPはCore m3-6Y30と同じ4.5Wで、Surface Pro 4のシャーシに(発熱の観点では)載せることができるはずです。
Geekbenchのスコアを見てみると、Surface Pro 4のCore m3-6Y30モデルの約2800/約5200(シングルコア/マルチコア)に対して、Core i5-7Y57を採用したLenovoの機種で約3800/約6800(同)という値が出ています。
この値はSkylake世代のCore m7-6Y75を搭載した12インチMacBookのハイパフォーマンスモデル(約3600/約7100)と比べてもほとんど遜色ありません。
私は普段MacBookのCore m7モデルを使っていますが、事務作業をする上でのパフォーマンスに全く不満はありませんので、おそらくSurface ProのCore i5-7Y57モデルにも不満は出ないだろうと期待してしまいます。
値段も新Surface Proの中では最もお求めやすくなるはず。
というわけで、新Surface Proが間もなくお目見えしそうという話でした。
注目のイベントは日本時間の本日(2017年5月23日)午後8時から開催されます。
リンク:#MicrosoftEvent(Microsoft News Center)
リンク:Surface Pro 4(マイクロソフトストア)
(ご案内)
・当サイトは、マイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して収入を得ています。