家電量販店にSurface Proの実機が展示されているというので見てきました。
見た目はSurface Pro 4とほとんど同じ。それ以上のことはよくわかりませんでした。
Surface Proの実機展示中
現在、ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部の店舗で、Surface Proの実機が公開されています。
【新製品 #SurfacePro を発売前に体験!】 限定8店舗で先行公開中!Microsoft専任スタッフにお声がけください。https://t.co/KCEc19o4sv pic.twitter.com/d6ti6nhxCz
— Surface Japan (@SurfaceJP) 2017年6月2日
Surfaceシリーズが売られているコーナーにマイクロソフトのスタッフさんがいて、声を掛けるとおもむろにSurface Proを取り出して見せてくれます。
ただし、見られるのは本体のみで、新しいタイプカバーやペンはありません。
Surfaceが見られる店舗は上のツイートのとおり。東京と大阪の一部のお店でしか見られませんが、お近くの方はぜひ。
見た目はSurface Pro 4とほとんど同じ
それで、実際に見てみたSurface Proはどんな感じかというと、「見た目はSurface Pro 4とほとんど変わらない」です。
スタッフさんと一緒に違いを確認してみたのですが。
- 側面が軽く丸みを帯びている
Surface Pro 4では平らだった側面がうっすらと丸みを帯びているのがわかります。
手に持ってみるとSurface Pro 4よりも手に吸い付く感じ。タブレットスタイルのときに落としにくいんじゃないでしょうか。 -
キックスタンドのヒンジが違う
最大開度が165度まで広がったSurface Proのキックスタンドは、見た目も微妙に変わっています。
Surface Pro 4では黒だったヒンジのパーツが、Surface Proではシルバー系の色に変更されています。強度も従来よりアップしているとか。 -
排気口のフィンの密度が小さい
Surface Proシリーズの側面には、Core iプロセッサーの熱を逃がすための排気スリットが開いていますが、スリット内の仕切りの細かさが変わっています。
Surface Pro 4では小刻みに開いていた隙間が、Surface Proではよりゆったりとした間隔に。 -
フロントカメラが目立たない
使用時には必ず目に入るフロントカメラ。
従来は開口部の位置がはっきりわかりましたが、Surface Proではベゼルの黒に近い色になって、目立たなくなりました。 -
起動時に表示されるロゴが違う
Surfaceを起動したときに表示されるロゴが、従来の「Surface」から、4つの正方形を組み合わせた図形に変わりました。
これと同じ図形です。
Surface Proの実機を見られるといっても、ほとんど外観の確認しかできないわけですが、頑張って探してもこの程度の違いしかありません。
Surface Proを予約するかどうか迷っている方で、事前に実機を見られない方は、いま店頭に並んでいるSurface Pro 4と外観はほとんど変わらないと思っていればいいと思います。
新しいタイプカバーやペンの展示はなし
スタッフさん曰く、Surface Proの展示機は「国内に8台しかない」ということで、非常にレアらしいです。
購入する場合も「予約しないと買えない」レベルだそうで、本当だとすれば、発売後にお店に行ってもすぐには手に入らないということになりそうです。
さて、今回実機を見せてもらったお店には、新しいタイプカバーや4096段階の筆圧検知に対応した新しいペンのサンプルはありませんでした。
このため、従来よりも打鍵音が小さくなったと言われているキーボードの打ち心地や、ペンの反応の速さは確認できていません。
見た目は従来機とほとんど同じで、プロセッサーなど中身の違いはちょっと触ったくらいではわからない上に、キーボードもペンも触れないというのは、なかなか厳しいです。
それでも今更Surface Pro 4は買えない
Surface Proの発売まであと1週間と少し。見た目はほとんど変わらないし、待ちきれないから安くなったSurface Pro 4を買ってしまおうかという方もいるかもしれません。
Surface Proで売れ筋になるだろうCore i5/8GB/256GBモデルと、Surface Pro 4のCore i7/8GB/256GBモデルは、現時点での実売価格がほぼ同じです。Surface Pro 4の方はペンが同梱されているので、その分安いとも言えます。
パフォーマンスはGeekbenchスコアでほぼ同レベル(シングルコア:約4000、マルチコア:約8000)です。
しかし、バッテリーライフが公称値で4.5時間伸びていること、Surface Dialを画面上で使えること、キックスタンドをより寝かせて使えることなど、埋められない差があるので、ペンの代金分(旧型なら8,000円くらい。新しいのでも1万円ちょい)を余分に払ってもSurface Proを買っておく方が良いです。
いずれ手放すときにも、より新しいSurface Proの方が有利になるはずです。
ついでに、Surface ProのCore i5モデルはファンレスですが、Surface Pro 4のCore iシリーズモデルには冷却ファンがあります。
そんなわけで、Surface シリーズを狙っている方は、もう少しだけ我慢してSurface Proを手に入れた方が良いと思います。
リンク:マイクロソフト公式ストア
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