TOEICの予想外の好結果に気を良くして、次に何をしようか考えています。
そうだ、大学入れば良いんじゃね? という話です。
ついにデジタルガジェットを勉強に活かすときが来るのか。
1日2時間くらいは勉強できることがわかった
TOEIC受験に先立ってロゼッタストーンで勉強していたわけですが(というか、ロゼッタストーンが思いのほか手強かったので、成果を確かめたくて途中でTOEIC受験を決めたというのが本当ですが)、そのとき気づいたのが、1日2時間くらいの勉強時間はどうにか捻出できるということです。
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ロゼッタストーンをこのブログで紹介し始めてしまった手前、ちゃんとやり切らなくちゃという義務感のようなモチベーションがあって、それまで毎日1時間や2時間は銀河の覇権を争う戦いに身を投じたり、録りためたドラマを見てみたりと、なんとなく過ごしていた時間をかき集めて勉強したわけです。
銀河の覇権は他のトルーパーたちの手に委ね、ドラマは移動中にスマホで見ることにして、毎日1レッスン(およそ45分〜2時間)ずつ消化するうち、徐々に英語の理解力が高まったのだと思います。
実際に続けてやってみると毎回新しいことを覚えられるし、最初は苦手だった発音もだんだん上手になってきたようで、楽しい遊びを我慢して辛い勉強をしているという感覚はありませんでした。
それで、せっかく勉強する習慣が付いたんだから、これからもキープしていきたいということで、次の戦場を探しているわけです。
放送大学なら2年で卒業できそうな気がする
さて、勉強するなら中身のあるものにしたいのと、さすがに通学に時間を割くのは難しいということで、通信制の大学を物色しました。
その結果、主に学費が安いことと、他の通信制のように「ただ本を読んで試験を受けるだけじゃつまらん」という理由で、放送大学が第1候補となっています。
リンク:通信制大学・大学院 放送大学
放送大学に関しては、放送大学自体のウェブサイトが異常に細かな情報まで提供してくれていることと、先輩方がウェブ上に書き残されている大量の情報によって、制度について見込み違いや勘違いをしないで済みそうなことも重要です。
私はすでに一度大学を卒業しているので、3年次に編入学することで必要単位の約半分を既に取得済みの単位で賄うことができ(要審査)、残り半分の単位を放送大学で取得しつつ、最短2年間在籍すれば卒業できることになります。
仮に64単位(32科目)を2年で取得しようとすると、1学期(半年)あたり8科目(16単位)。つまり、平日1日あたり1.6科目分の講義を受ければ良いということになります。1回の講義は45分で、1学期の講義回数は15回です。余裕ですね。
講義は放送だけでなく、PCやタブレット・スマホからオンデマンドで視聴することもできるので、時間があるときにまとめて聞くことができます。社会人が利用するにはパーフェクトな環境じゃないでしょうか。
一度目の大学時代にほとんど勉強しなかったことに後悔があり、それがコンプレックスでもあるので、あまりなじみのない文系科目(放送大学には教養学部しかなく、6つある専門分野もどちらかと言えば人文科学寄りの科目構成のものが多い)をしっかり勉強するのが良いんじゃないかと思っています。
デジタルガジェットの威力を試したり、学割のメリットを享受したり
このブログでは大学の勉強にPCやタブレットといったデジタルガジェットを使うと効率が上がるはずだということをしきりに書いているのですが、そのショーケースとしても利用できるんじゃないかという期待があります。
残念ながら放送大学のテキストはほとんどPDF化されていないので、自力でデジタル化する必要も出てきそうですが、それもまたネタとしては面白いんじゃないかと。
それから、放送大学の全科履修生はれっきとした大学生ですから、いろんな場面で学割の恩恵を受けることができるはずです。
たとえばこのブログ的な観点では次のようなものがあります。
- Macが安く買える(iPhoneやiPadは安くなりません)
- Surfaceが安く買える(学生限定のキャッシュバック)
- Apple MusicやSpotifyを学生料金で利用できる
- その他のサブスクサービスも学生料金で利用できる(たとえば、Ulyssesには学割があります)
大手キャリアのスマホ料金の学割は年齢制限で適用されません。無念。
なお、3年次に編入学して64単位を取得するためには、入学金やら授業料やらで40万円近く掛かりますので、上に挙げた程度の割り引きでこの金額以上に得をすることはありません。
放送大学には大学院もある
今回調べるまで知りませんでしたが、放送大学には大学院もあるそうです。それも博士後期課程まで。
博士後期課程は2014年の10月に最初の入学者が入ったばかりなので、まだ放送大学で博士号を取った方はいないはずですが、最新の要覧によると博士後期課程で学んでいる方が37名もおられるようで、博士誕生も時間の問題ですね。
さすがに博士号とまでは思いませんが、学部の勉強が面白ければ修士を目指すのも悪くないかもしれません。
大学院では指導教官の指導を受けながら学位論文を書くのが主な活動で、定期的なゼミ活動もあるそうですから、学部のように放送(またはオンライン)授業・レポート・試験だけでクリアーすることはできません。その分だけ時間的に厳しくなるわけですが、そのあたりは時期が近づいてからゆっくり考えることにします。
まずは出願しよう
すでに最初の大学から卒業証明書と成績証明書はもらっていて、あとは放送大学に出願するばかりの状態になっています。
最初の学期は10科目からスタートすることにすると、初期費用は次のとおり。
入学料:2万4,000円
既修得単位認定審査等手数料:1万円
授業料:11万円
…
合計:14万4,000円
絶対的な金額としては安くはないですが(新しいMacBookが買えちゃう)、テキスト代も込みなので内容に対しては安いです。
残りの22科目分の授業料が24万2,000円なので、順調に行けば合計38万6,000円で卒業できることになります。
憧れの文系学位や久々の試験勉強などに思いを馳せつつ、履修科目の選択に余念がない毎日です。
リンク:通信制大学・大学院 放送大学