週末に体調を崩して寝込んだとき、時計を外すのも面倒で、Apple Watchを着けたままにしていて気づきました。Apple Watchは2本持ってるとずっと着けたままにできて、着けたままだとめちゃくちゃ便利なんじゃないかと。
Apple Watchをずっと着けておくと便利なこと
Apple Watch Series 3では、満充電からのバッテリー持続時間は18時間とされています。
条件は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトを行って、バッテリーが切れないということだそうです。
しかし私の場合、朝起きてから夜寝るまでのバッテリー消費量がおよそ30%程度。そのまま身につけて眠っても、翌朝の残量が50%を切っていることはありません。
というわけで、丸2日間、寝ている間もずっと身につけたままにしたのですが、その結果、常に身につけておくといろいろ便利なことに気づきました。
たとえば、iPhoneで目覚まし(アラーム)を設定しておけば、iPhoneのアラーム音、Apple Watchのアラーム音、Apple Watchのバイブレーションが同時に作動して、気付かずに寝過ごすことはまずありません。
また、手元でSiriを呼び出すことができるので、ベッドの中から、予定や天気の確認、簡単なメッセージの送信、HomeKit機器の制御などができます。
iPhoneで再生している音楽やラジオの音量調節や選曲・選局も可能です。
そんなわけで、たとえベッドに入っているあいだでも、Apple Watchを充電台に置いておくのはもったいないんじゃないかと思うようになりました。
Apple Watchは同じiPhoneに複数台登録できる
そこで、Apple Watch 2台体制を構築したいと思います。幸い我が家には現行のSeries 3のほかに、以前使っていた初代Apple Watchが残っています。
2台目なんか持ってないよという方も、家電量販店などを覗くと3万円未満で初代Apple Watchの新品を手に入れられますので、それほどキツい負担でもありません。
さて、Apple WatchはiPhoneとペアリングしないと使えない仕組みですが、1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリングして、用途に応じてWatchを使い分けできるようになっています。
今回のように昼間用と就寝時用でもいいし、仕事用とプライベート用でもいいし、普段使いとスポーツ用で分けるのもいいでしょう。
同じiPhoneとペアリングしたApple Watchは、2台以上同時にアクティブにはできません。アクティブなものを選択する必要がありますが、 「自動切替」の設定をしておけば、腕に装着した方のWatchがアクティブなものとして選択されるので、特別な手間も掛かりません。
初代Apple WatchにはApple Payの機能がないので、必然的にメインはSeries 3の方になります。日中はSeries 3を使い、夜寝る前に初代Apple Watchに取り替えるという使い方になるでしょう。
なお、バンドはウーブンナイロンバンドやスポーツループ、レザーループのような、金属部品があまり派手に露出していないものがおすすめです。また、スポーツバンドは厚みがあるので、寝方によっては邪魔になるかもしれません。
便利なだけでなく、タンスの肥やしになっていた初代Apple Watchに活躍の場を与えられて、一石二鳥。Apple Watchを余らせている方は是非おためしを。