Surface ProにはCore m3モデルがあるのに、どうしてSurface Laptopにはないのかとお嘆きの方に朗報です。
Surface LaptopにもCore m3モデルが追加されました。ただし台数限定。学生・その家族・教員の方は安く買えます。
Microsoft Surface Laptopに台数限定のCore m3モデルが登場
Surface Laptopは既存のCore i5モデルでもその内容に比べると十分にお求めやすい価格になっていると思いますが、より手に入れやすいCore m3モデルが追加されました。
Surface Laptop Core m3モデルの主な仕様は次のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 10 S |
CPU | 第7世代 Intel Core m3-7Y30 |
GPU | Intel HD Graphics 615 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 13.5インチ 2256 x 1504ピクセル(201ppi) ペン入力・タッチ操作可能 |
カメラ | イン:720p HDカメラ Windows Helloによる顔認証サインイン対応 |
バッテリー | ビデオ再生 最大14.5時間 |
サイズ・重さ | 308.02 x 223.2 x 14.47mm、1.25kg |
その他 | Microsoft Office同梱、ペン別売り |
CPU / GPUは現行のSurfaceシリーズの中で最も控えめなものですが、現行の12インチMacBookのベースモデルに採用されているものとほとんど同じ(MacBookの方がCPUのクロックの最大値が15%ほど高い)ものなので、オフィスワーク的な使い方で不足を感じることはあまりなさそうです。
RAMとストレージはそれぞれ4GB / 128GB。
RAMはアプリをたくさん立ち上げて、ブラウザーのタブもたくさん開いたままで作業すると、スワップによるディスクアクセスが増えて、パフォーマンスに悪影響があるかもしれません。不要なアプリはなるべく閉じるような使い方を心がけるのがいいでしょう。
ストレージも必要最小限です。すぐには使わないけれど、いつでもアクセスできないと困るようなデータは、OneDriveをうまく活用してクラウドに退避させるなどする必要がありそうです。
その他の仕様はSurface Laptopの上位モデルと同じなので、一般的なラップトップの用途で不満を感じることはないでしょうし、Surfaceらしいペン入力とタッチ操作を活かした使い方もできます。(ペンは別売りです)
最後に、OSはWindows 10 Sとなっていますが、利便性を考えるなら、さっさとWindows 10 Proにアップグレードするのがおすすめです。
2018年4月30日に公開されたWindows 10の無償アップデート「Windows 10 April Update」では、Windows 10 SはWindows 10のひとつのモードという位置づけになり、無償で「Sモード」をオフにできる(=普通のWindows 10に変更できる)ことになったようです。
Windows 10 Sは、実行できるアプリをWindows Storeからダウンロードしたものに限定することで、セキュリティやパフォーマンスが向上するという触れ込みでしたが、これまでのところ人気を博しているという話を聞いたことがありません。ストアアプリだけではユーザーのニーズをぜんぜん満たせていないからだと思われます。
学生さんとそのご家族には特別価格の設定
今回発売されたSurface LaptopのCore m3モデルは既存の学生優待プログラムの対象とはなりません。
しかしその代わりに、学生とその家族および教師の方を対象とした特別価格が設定されています。
マイクロソフトストアの製品ページにアクセスすると、「学生、親、教師を対象とする特別価格」という表示があるので、「今すぐチェック」をクリックします。
ジャンプした先のページで「今すぐ購入」をクリックすると特別価格で購入できる画面に遷移します。(マイクロソフトアカウントへのサインインが必要です)
その結果、Surface LaptopのCore m3モデルが、通常価格の10%オフで購入できるようになります。
特別価格で購入できるのはCore m3モデルのみです。それ以外のモデルをお求めの場合は、既存の「学生優待プログラム」を利用してください。
Surface LaptopのCore m3モデルは、Surfaceならではのデザインと作りの良さ、ペン入力とタッチ操作を、他のモデルと比べて安価に利用できる一台です。
主にRAM容量の制約で、たくさんのアプリを同時に利用する用途には向きませんが、ずぼらせずにこまめにアプリを終了させることで、あまり不自由なく使うことができるでしょう。
Surface ProにもCore m3モデルが用意されていますが、本体価格はSurface Laptopよりも高く、キーボードも別売りです。だから、なるべく手頃な価格でSurfaceを体験したい方には、Surface Laptopがいちばん取っ付きやすいということになります。
以上、Surface LaptopにCore m3モデルが追加された話でした。
リンク:Microsoft Surface Laptop(マイクロソフトストア)
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