iPhone XRの発売が明日に迫りました。
今シーズンの本命になるはずのiPhone XRの魅力とは?
iPhone XRの概要
iPhone XRの主な仕様は次のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | iOS 12 |
プロセッサー | A12 Bionic |
RAM | 3GB |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.1インチ、1792 x 828ピクセル(326ppi)、IPS LCD |
カメラ | イン:700万ピクセル、ポートレートモード、手ブレ補正 アウト:1200万ピクセル、ポートレートモード、手ぶれ補正、LEDフラッシュ |
インターフェース | Lightning |
サイズ・重さ | 150.9 x 75.7 x 8.3mm、194g |
価格(アップルストア、税別) | 8万4,800円 / 9万800円 / 10万1,800円 |
プロセッサーは上位モデルのiPhone XS / XS Maxと同じ。
RAM容量がiPhone XS等よりもやや少なく(iPhone XS / XS Maxは4GB)、ストレージの最大容量も異なります(iPhone XS / XS Maxは最大512GB)。
さらに、ディスプレイがOLEDではなくIPS液晶でピクセル密度がやや低く(iPhone XS / XS Maxは458ppi)、アウトカメラがシングルカメラという違いもあります。
その分、上位モデルと比べてお値段はお安め。最上位機種以外は10万円以内で買えるってありがたいです。
iPhone XRを選ぶ理由
上記のとおり、プロセッサーは上位モデルと同じ。RAM容量の差はありますが、去年の最上位機種であるiPhone Xと同じ容量なので、普通の用途で困る場面はなさそうです。
画面の解像度が相対的に低い分だけ描画の処理が軽くなって、iPhone XRの方が快適になったりしないんだろうかと思ってしまいます。
ディスプレイのOLEDとIPS液晶という違いがありますが、iPhone XとiPhone 8 / 8 Plusのすべてを持っていた経験から、「気にするほどの違いはない」と言えます。
また、iPhone XRにはiPhone XS / XS Maxにはないポップなカラーバリエーションが用意されています。
イエローやコーラル、水色のような明るいブルーなどを含む6色から選べるのは、昔のガラケーの機種選びのようで楽しそうです。ケースに入れるのがもったいない。
そして、全体的に価格が抑えられていることに加え、ストレージ容量として絶妙な128GBモデルがあることも見逃せません。
64GBでは動画をたくさん撮ったり、過去の写真の多くをデバイスに入れておこうとするとちょっと物足りない。といって、256GBでは持て余す。そういう方はiPhone XS / XS Max(64 / 256 / 512GB)ではなくiPhone XRの128GBを選ぶと幸せになれそうです。
それに、写真や動画は今後もどんどん増えていくものなので、それに合わせて年ごとにデバイスのストレージを増やしていくやり方にはそもそも無理があります。そんなにいつまでもiPhoneのストレージ商売に付き合っていられません。
たとえば、iPhone XRの128GBと256GBの差額(税込1万1,880円)を払ったつもりで、iCloudを契約(例:200GBで月額400円)すれば、写真や動画は自動的にクラウドにアップロードしてくれて、さらに、デバイス側の容量が足りなくなってきたら、これまた自動的にデバイスから写真や動画を削除してくれる(クラウドには残っているし、必要ならいつでもデバイスから呼び出せる)というように、万事良きに計らってくれます。
カメラについてはこちらの動画で指摘されているように、広角寄りのシングルカメラであるためポートレートなどでは被写体に寄って撮影しなければならないこと、人間以外のものを撮影するときにはポートレートモードが効かないこと、ポートレートモードでのボケが少ないなどの点で、iPhone XS / XS Maxと違いがあります。
というわけで、自分が買うならiPhone XR(128GB)にして、iCloudの2TBプラン(月額1,300円)を契約するなあ、といったことを考えています。
iPhone XRの発売は2018年10月26日(金曜日)。
Appleストアの様子を見ていると、今から予約しても11月の初めには手に入りそうな感じです。
リンク:iPhone(Apple)
リンク:iPhone(NTTドコモ)
リンク:iPhone(ソフトバンク)
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