仕事でタイに滞在中です。
せっかくなのでタイ語表記のあるキーボードを手に入れようと当地のコンピューターショップへ行き、Logitech K380を買いました。
わりと使いやすいと思います。
Logitech K380 Bluetoothキーボードを購入
今回購入したのはキーボードやマウスでおなじみ、スイスのLogitechからリリースされているK380というモデルです。
ちなみに日本では「Logitec」という別会社のブランドを回避するために「Logicool」というブランドで展開されています。
さて、わざわざタイに来てまでキーボードを買ったのは、キーにタイ語表記のあるものがほしかったからです。
イメージとしてはこういう感じのものです。
これはApple Magic Keyboardのタイ語版ですが、日本のAppleオンラインストアでは購入できないようですし、購入できてもApple Magic KeyboardはWindows 10での使い勝手にやや難があったと思うので、他のモデルを探していたのでした。Magic Keyboardは値段も高いですし。
で、お店でいろいろ物色したところ、LogitechならK400やK480のような大きな製品にはタイ文字表記付きのものがあるし、名前を聞いたこともないような謎メーカーのキーボードとマウスがセットになった製品ならほぼもれなくタイ文字が書かれているのがわかりました。
しかしわたしは旅行中の身。最終的には買ったものを持って日本に帰らなければならないので、なるべくコンパクトなものがほしいのでした。
それでお店のお兄さんに相談したところ、K380はタイ文字が書かれてない普通の英語版だけど、専用のタイ文字シールをタダで付けてくれるというではないですか。
そのタイ文字シールというのがこれです。
ちゃんとK380の丸いキーの専用品です。
というわけで、こちらを購入しました。お値段1,190バーツ。日本円にしておよそ4,200円です。
キーボードだけなら日本のAmazonで2千数百円なので、シール代が2,000円くらいと考えればいいのでしょうか。少しくらい値切ればよかったかも…
Logicool K380 Bluetoothキーボード(Amazon)
K380の第一印象
購入したLogitech K380を近くのカフェで開封し、iPhone XRとMacBook Proに接続して使ってみた第一印象はおよそ次のようなものです。
- 配列は普通の英語キーボード
主なキーはごく標準的な英語キーボードと同じに配列されています。
とくにおかしな位置に移動されたキーはなく、とてもタイプしやすいです。
最上段のファンクションキーの縦サイズが小さく隣のキーとの間隔が狭いですが、それはMacBook Proでも同じだから気になりません。 -
十分なキーピッチとストローク
キーピッチは仕様では18mm、ストロークは1.5mmで、どちらも不満ありません。
ピッチはフルサイズよりもやや小さいですが、タイプしていて窮屈に感じることもありません。
むしろ、これくらいの方が右端のキーに指が届きやすいので快適なほどです。 -
タイプ音はとても静か
タイプしたときの音は非常に静かです。これならどこで使っても周りの迷惑になることはないでしょう。
普通にタイプしていると底打ちの音はほとんどせず、小さなパーツ同士が触れ合うような高めの音がわずかにするくらいです。 -
最厚部がやや厚め
本体のサイズは279 x 124 x 16mm。厚みの16mmは本体の奥側、電池ケース付近のサイズです。
乾電池駆動(単4電池2本)なので仕方ないところですし、持ち運びに不便というほどではありませんが、先日購入したBuffaloのBSKBB500と比べると分厚さは否めません。
この記事は途中からK380で書いていますが、英語配列のため日本語入力のオン・オフ操作に慣れていない点を除けば、とても快適に入力できます。
BSKBB500と比べるとサイズに余裕があるので、長文の入力にはこちらの方が適していると感じます。
比較的安価で長文の入力に適したポータブルBluetoothキーボードを探している方は、Logitech(Logicool)のK380を候補に入れられると良いのではないでしょうか。
リンク:Logicool K380 Bluetoothキーボード(Amazon)
余談 〜 タイ文字をマスターしたい
そもそもの目的はタイ文字表記のあるキーボードを手に入れることだったので、一緒にもらったシールを貼り付けなければなりません。
シールにはちゃんと英文字も書かれているので、どこにどれを貼ればいいかは一目瞭然。
まずはきれいに貼り付けることに集中したいところです。
そして、完成したタイ語キーボードを使って滞在中にタイ文字の入力をマスターして帰りたいと思います。
タイ語には子音字が42個、母音符号が41個、声調記号が4個あり、これらを組み合わせて文字が表現されるんだそうです。
日本語のようなIMEは使わず、Shiftキーのコンビネーションを使ってすべての文字を表現できるようなので、文字の並びと組み合わせの法則が頭に入ればきっと楽勝でしょう。大丈夫、時間はある。