Apple Watch Series 5の誘惑をいったん振り切って海外を旅行中なのですが、当地でもまもなくSeries 5の販売が始まってしまいます。
冷静さを取り戻すためにwatchOS 6の新しいフェイスを鑑賞しています。
Apple Watchのいちばん大事なところはフェイス(文字盤)ではないか?
Apple Watchでできること
Apple Watchを手に入れて新たにできるようになることは、各種のセンサーとGPSで運動量や心拍数を計測して記録できることと、各種スマホアプリの通知を画面、振動、音で受けられること、スマホアプリに表示される情報のごく一部をフェイス上で確認できること、そして、音声通話(電話回線やトランシーバー)といったところが主なものだと思います。
こうした主要な機能に注目すると、Series 4とSeries 5の違いはそれほど大きくありません。
では、どうしてSeries 5への買い替えを検討してしまうかといえば、新しいチタンケースとか、画面が常時点灯するところが気になるからです。
だから、自分に「Apple Watchを買ってやりたかったことは何?」と冷静に問い掛ければ、自ずと購買意欲は減退するはずです。
しかし、日本での発売日をやり過ごし、こうして海外へやってきたいま、新たな試練に見舞われています。
Apple Watch Series 5の発売日は10月25日だった
上のスクリーンショットはいま滞在しているタイのApple公式サイトのものですが、緑でマークした部分には「10月25日に発売」と書かれています。今週の金曜日です。
この記事を書いている時点では、オンラインで予約などはできないようです。
タイではバンコクに1店舗だけAppleストアがあり、金曜日の朝にそこへ突撃すれば、物好きなタイの人たちとともにできたてのApple Watchを手に入れることができるのでしょう。
お値段は最も安いアルミニウムケースの40mmモデルで1万3,400バーツ(およそ4万7,000円)。これはおそらく付加価値税(VAT)込みの価格なので、日本とほとんど変わらない値段で売られることになります。
旅行者としてVATの還付を受けることができれば、手取りで5%ほど戻ってくると見込まれるので、日本より安く手に入れられる可能性さえあります。
冷静な方の私は先に書いた通り「できることはSeries 4と大して違わない」と静観の構えなのですが、冷静でない方の私が「日本で買うより安いよ。発売日の朝にタイのAppleストアに行列したら面白いかもよ」と囁くのです。
watchOS 6の新しいフェイス(文字盤)を見て我慢できるか?
日本より安く買えるとはいえ、5万円近い出費になるので、できれば冷静な自分にしたがって買わずに済ませたいところ。
そこで私は、先日リリースされたwatchOS 6の新しいフェイス(文字盤)を取っ替え引っ替えして、気を逸らすことにしました。
watchOS 6では新たに10種類以上のフェイスが追加されました。(一部モデルに限定のものあり)
使い慣れた私のSeries 4 Nike+も新しいフェイスをまとえばどこか新鮮な印象で、画面は常時点灯はしないけど、まああと1年くらいはこのままでもいいよね?という気分になります。
というわけで、この節を書いているいまこの瞬間はSeries 5は買わない決意です。
Series 4の買取価格はけっこう良いらしい話
ところで、こういう動画を拝見してしまいまして。
Series 4も状態がよければかなりの高値で買い取ってもらえるという話です。
私がもっているSeries 4 Nike+ 40mmモデルは美品で1万8,000円、使用感ありでも1万6,000円ということで、おそらく1万7,000円くらいは見込めそうです。
とすると、Series 5との差額は約3万円。
3万円なら買っちゃうかも。悩みは尽きません。