ソーダストリームをご存じでしょうか?
専用のボトルに水を入れ、ソーダストリームの本体にセットしてボタンを押すだけで、いつでも炭酸水が作れてしまうという夢の装置です。
これを買ったおかげで環境を守りつつ、たぶん健康になれるはず。
ソーダストリームを買った
ソーダストリームというのはこういうものです。
何のことはない、ボトルに入れた水にボンベから二酸化炭素を注入するだけの装置なのですが、それを安全かつ簡単に行えるところが便利な製品です。
我が家で購入したのはこちらのモデルです。
本体、水を入れる840ccのボトル1本、二酸化炭素のボンベ1本がセットになったもので、上の動画のものとは違って、本体とボトルの接続はねじ込み式になっています。(本体の取り付け口が雌ネジ型になっていて、そこに雄ネジが切ってあるボトルを取り付けます)
同梱のボンベ1本で標準的な強さの炭酸水を60リットル作ることができるとされていますが、動画にあるとおり炭酸の強さは注入の回数で調整できるので、微炭酸ならより多く、強炭酸ならより少ない量の炭酸水を作れるということになります。
購入からそろそろ3週間ほど経ちますが、これまでのところ満足度は非常に高いです。
スターターキットのほかに、追加のボトル2本組もゲットしました。
ソーダストリームのメリット
ソーダストリームのメリット、それは、炭酸水を自宅で好きなだけごみを出さずに消費できるということです。
新型コロナウィルス騒ぎの自粛期間中、外食はもちろん食材の買い出しも思うに任せなかったため、様々な宅配食品に手を出しました。
それで、飲み物もカクヤスさんに配達してもらうことが多かったのですが、家にたくさんストックがあると消費量も増えてしまうようで、酒量が増えて困っていました。(余談ですがカクヤスさんのおかげで瓶ビールの良さを再発見できました)
これではいかんとビールをやめて炭酸水を発注するようにしたのですが、こんどはペットボトルごみが大量に発生する始末で、これまた困ってしまいました。
酒量を抑えつつ、代わりの飲み物をごみを出さずに手配できないのか?
その答えがソーダストリームだったわけです。
ランニングコストはどうなのか?
ごみを出さないのが主目的なのでランニングコストはそこそこで良いのですが、まったく無視するわけにはいきません。
これまで3週間使ってみた様子ではだいたい次のようになります。
- 水は浄水器を通した水道水を利用する
- 毎日約3リットル消費する
- 炭酸の強度は高め(標準でボタン2回押しのところ、4回押しで使っている)
- この条件でおよそ2週間でボンベ1本が空になった
ということは、月々のボンベ消費量は2本ということになります。
ボンベはソーダストリームの公式通販サイトから1本あたり2,000円(税抜)で購入できます。
つまり、月々のボンベのコストは税込みで4,320円ということです。(食品扱いで税率8%になるようです)
*使用済みのボンベと交換する場合の価格です。使用済みボンベは持っていてもしかたないし、簡単には捨てられないので、交換方式はリーズナブルだと思います。
お店で強炭酸水を買うと安いもので500ccが1本50円、1か月分90リットルなら9,000円掛かります。
ソーダストリームのボンベ代との差額は4,680円なので、装置代と追加のボトル代の合計およそ1万2,000円を2か月半で回収して、その後は毎月のコストが半額以下で済むことになります。
ボンベ代のほかにも水道代とか浄水器のフィルター代が生じるはずですが、誤差とみなしていい程度の金額で、ソーダストリームの優位は動きません。
というわけで、コストの点でもメリットがあることがわかります。
追加ボトルは買って正解だった
ソーダストリームのスターターキットにはボトルが1本同梱されていますが、追加のボトルを用意すると利便性が増します。
ボトルが1本しかなければ、空になったボトルを洗って、そこに水を入れて、さらに二酸化炭素を注入するという手順を経なければ、続けて炭酸水を飲むことができないわけです。
ところで、ソーダストリームで炭酸ガスを注入するとき、水温は低ければ低いほど良いです。二酸化炭素の溶解度は温度が低いほど高くなるからです。
このため、水はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくのがいいのですが、1本のボトルを使いまわそうとすると、水は別の容器に入れて冷やしておくことになります。
つまりボトル1本の運用では、ボトルが空になる→ボトルを洗う→別の容器からボトルに水を移す→二酸化炭素を注入する、という手順を経なければなりません。洗い物も2倍です。
だから、別の容器で冷蔵庫に保存するよりも、最初から専用ボトルに入れておくほうがずっと楽です。
ボトルは口の部分にネジが切られていて、その径とピッチがソーダストリーム本体の取り付け口と合っていなければならないので、事実上他のボトルは使えません。
専用ボトルは1本1,000円以上とちょっとお高いですが、炭酸ガスを繰り返し注入するのに適した強度が確保されているので、安心して使えます。
というわけで、専用ボトルは忘れずに買っておきましょう。
買ってよかったソーダストリーム
以上、ソーダストリームを買ってかなり満足しているという話でした。
コスト、健康、環境保全と、あらゆる面からメリットの多い製品だと感じます。
我が家の場合、イニシャルコストの回収はまず間違いなく達成できそうです。
その後どうなるかは季節が秋や冬になったときに冷たい炭酸水をどれくらい消費するかに左右されますが、来年もまた夏はめぐってくるわけで、あまり心配はしていません。
というわけで、ソーダストリームはまじでおすすめです。