Microsoftの家庭用ゲーム機の次世代モデル Xbox Series X / Series S の価格と発売日が発表されたのを見て気づいたことがあります。
ゲーム環境は家庭用コンソール機が経済的にお得という話です。
Xbox Series X / Series Sが意外とお求めやすい価格
Xboxの次世代機、Xbox Series XとSeries Sの価格と発売日が明らかになりました。
Xbox Series X | Xbox Series S | |
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価格 | 4万9,800円(税別) | 3万2,980円(税別) |
発売日 | 2020年11月10日 9/22から予約開始 |
2020年11月10日 9/22から予約開始 |
上位モデルのSeries Xは光学ドライブ付きで最大4K解像度/120FPS、下位モデルのSeries Sは光学ドライブなしで最大1440p解像度(2880 x 1440ピクセル)/120FPSをターゲットとする性能を持っています。
アメリカでの価格がそれぞれ499ドルと299ドルなので、日本での価格はたいへん良心的な為替レートに基づいて計算されているようです。
Xbox Oneのゲームはもちろん、Xbox 360やオリジナルXboxのゲームへの後方互換性もあるので、買ってすぐ遊べるタイトルが多いのも良いことです。
下位モデルはGPUの性能が上位モデルの3分の1以下で、そのせいで画面解像度がQHD止まりとなっていますが、フレームレートは最大120FPSで同じです。
約2万円安く買えることを考えればSeries Sを選ぶのも悪くないと思います。
かのDave Leeさんも「ゲーム体験では解像度よりフレームレートが効くからSeries Sはすごくいい」(意訳)とおっしゃっています。
また、今のところ4Kでリフレッシュレート120Hzをサポートするモニターって10万円以上の高価なものがほんの数機種あるくらいで、現実的にハイフレームレートを楽しめるのは1440pまでということもあります。
リンク:Xbox(マイクロソフトストア)
ゲーム機はあまり値下がりしないという話
本題ですが、Xboxの価格と発売時期がわかったので、手持ちのゲーム機を処分しようと思って気づいたことがあります。
私が持っているのはPlayStation 4 Proの初代機です。(下のリンクのものより古いやつです)
買ったのは2017年9月なのでちょうど3年前。Nintendo Switchを求めてヨドバシカメラへ行ったおり、なぜか買ってしまったものです。(Switchは売り切れでした)
購入価格は実質およそ4万6,000円でした。
さて、この3年物のPS4 Proですが、ヤフオクの落札価格を見てみると、今でも3万円台後半で取引されているのがわかります。
ヤフオクの手数料を差し引いても3万円オーバーということで、購入価格からの差額はたったの1万6,000円ほどです。
3年も遊び倒してこの金額って、ものすごく割が良いではありませんか!ゲーミングPCでは決して起こりえないことです。
家庭用コンソールではなくゲーミングPCを選ぶ理由の最も大きなものは、ハイフレームレート対応の可否だと思うのですが、前記のとおり次世代機ではその弱点が克服されるということで、いよいよゲーム用途には家庭用ゲーム機を買っておけばいい時代が来るんじゃないかという気がします。
国内でのシェアがPlayStationほど高くならないと見込まれるXbox Series X / Sで同じことが言えるかどうかはわかりませんが、仮に価値ゼロになってもマイナス5万円で済むわけで、この際予約してしまってもいいと思うのです。
予約開始は再来週9月22日(火曜日)。私はSeries Sを狙おうと思います。
リンク:Xbox(マイクロソフトストア)