Logicool MX Master 2Sが非常に安く買えるようです。
ちょっと古いモデルですが、機能的には最新モデルと遜色ありません。
MX Master 2Sがプライムデーセールの対象に!
MX Master 2SがAmazonプライムデーの対象になってます!
記事作成時点でプライム限定セール価格は7,640円ですが、同時に配布されている「Logicool お買い得クーポン」でさらに350円割り引かれるので、7,290円。
さらに、ポイントアップキャンペーンにエントリーして合計1万円以上の買い物をすれば、最大10%のポイント還元を受けられます。
Amazonのポイントはほぼ現金と同等の使い勝手だと考え、最大の10%還元を受けたとすると、MX Master 2S部分は実質6,500円ほどで手に入ることになります。
これはMX Masterシリーズに興味があるなら手を出さずにはいられないセールです。
MX Master 2Sの魅力
Logicool MX MasterシリーズはLogicoolのマウス・キーボード製品の非ゲーミングラインで最高峰の製品シリーズです。
とくにマウスのメインホイールには、回転させる勢いによって自動的にクリック感のある精密操作モードと高速回転するフリースピンモードが切り替わる機構が搭載されていて、縦長のウェブサイトやExcelワークシートなどを利用するときにとても便利です。
今はゲーミングマウスなどに魅力的な製品がたくさんありますが、私の場合はこの機能があるというだけでMX Masterシリーズ以外は選択肢に入らなくなってしまいました。
他にも、親指で操作する第2のホイールや、やはり親指で操作するジェスチャーボタン(押しながらマウスを上下左右に移動させることでコマンド入力できるボタン)といった独自の機能を備えていて、専用の管理ソフトで動作を細かくカスタマイズできるので、うまく使いこなせば作業の効率が非常に高まります。
最新モデル MX Master 3との主な違い
MX Masterシリーズのマウス製品の最新モデルは「MX Master 3」です。
MX Master 2SとMX Master 3の最も大きな違いは次の2点といえます。
メインのホイールの機構が変わった
MX Master 2Sまではメインのホイールのモードの切り替わりは機械的な仕組みで行われていたようです。
フリースピンモードから精密操作モードに切り替わるときにカチッというやや大きめの音と振動を感じました。
対するMX Master 3ではこの部分がマグネットを使った機構に変わっていて、モードが切り替わるときの音と振動はゼロではありませんが、「2S」と比べてかなり静かになりました。
機能は全く同じですし、性能の違いもとくには感じませんが、新型の方が上質な操作感ではあると思います。
進む/戻るボタンの位置が変わった
MX Masterシリーズに普通のマウスと同じように「進む」「戻る」のボタンがあります。
MX Master 2Sまでは、これらのボタンがとても変わった位置にありました。
ほとんど上下に並ぶような配置ですし、位置もかなり手前です。
MX Master 3では普通のマウスに近い前後に並ぶレイアウトになっています。
「2S」までのレイアウトは親指の第一関節付近で押す操作感に慣れるまでは違和感がありますが、いったん慣れてしまえば普通のレイアウトより快適です。
とくに、サイドホイールを多用する場合は、指の移動距離が小さくて済むので効率が良いと感じます。
この違いは価格以外であえて旧モデルの「2S」を選ぶ理由になりうると思います。
ホイールの素材には注意
このようにMX Master 2Sは機能的には最新の「3」と遜色なく、それが数千円も安く買えるので、お買い得なことは間違いありません。
ひとつだけ「2S」のネガティブなことを紹介するとすれば、それはホイールの滑り止めにゴムが使われていることでしょう。
この部分は年単位で高頻度で使用していると次第に摩耗してギザギザがなくなっていきます。
摩耗による操作性の変化はとくには感じませんでしたが、見た目はあまり良くありません。
今回のセールの対象にはなっていませんが、グレイのカラバリモデルではこの部分が白いゴムで、そこに金属から出る緑青の色が移って更に見た目を悪くしていました。
「3」ではホイール全体が金属になり、こうした問題はなくなりました。
この違いに数千円分の価値があると思えば「3」を選べばよし、そうでなければ今回のセールで「2S」を選べばいいと思います。
ということで、MX Master 2Sがありえないほど安いという話でした。
MX Master 3が登場してそろそろ2年。「2S」を新品で買えるのもあとわずかだと思いますので、手に入るうちに買っておくのがいいと思います。