iPhone 12シリーズの背面には様々なアクセサリーをマグネットで取り付けられるMagSafe機構がありますが、ここに取り付ける純正バッテリーパックが登場しました。
条件次第ではiPhoneを超高速充電することも可能です。
iPhone 12シリーズで使える純正MagSafeバッテリーパック
7月13日に発売されたMagSafeバッテリーパックがこちらです。
色は白のみ。ちょっと不自然な位置にAppleのロゴがありますが、これをiPhoneに取り付けるとちょうどいい位置にロゴがくるという仕掛けです。
MagSafeバッテリーパックには電源アダプターやケーブルは付属しないので別途用意する必要があります。
(ケーブルはiPhone付属のものが使えます)
容量は公表されていませんが、Appleのバッテリー製品(バッテリーケースなど)は容量が少ない傾向があります。
高速充電対応のワイヤレスチャージャーとしても使える
さて、この製品の重要なポイントは純正のMagSafe対応モバイルバッテリーというだけではありません。
このバッテリーパックを電源アダプターに接続したままで利用すると、高速充電に対応するMagSafeチャージャーとして利用できるのです。
このことには製品ページで少しだけ触れられています。
また、記事作成時点では英語しかありませんが、MagSafeバッテリーパックの使い方ページには電源アダプターに接続したまま利用する場合に関する記述があります。
MagSafeバッテリーパックに20W以上の電源アダプターに接続してiPhoneに取り付ければ、iPhoneを最大15Wで充電できると書かれています。
もちろんバッテリーパックも同時に充電されます。(先にiPhoneを80%以上まで充電してからバッテリーパックの充電が行われます)
つまり、MagSafeバッテリーパックを普段から高速充電器として使い、予備バッテリーが必要なときにはバッテリーパックごと持ち出し、そうでなければiPhoneだけを持っていくような使い方が簡単にできるということです。
とても便利ですね。
iPhone 12 miniはバッテリー容量だけが弱点と言われていますが、この製品と組み合わせることで使い勝手がよくなるのではないでしょうか。
MagSafe対応バッテリーパックのいろいろ
MagSafe対応バッテリーパックはサードパーティ製品がいろいろあります。
価格的には純正品よりかなり安いのでそちらを選ぶというのも悪くないです。
安心のAnker製↓
大容量↓
小型↓
リング付き↓
というわけで、ついにApple純正のMagSafe対応モバイルバッテリーが出て、アダプターに繋げばiPhoneを高速充電できるという話でした。