RTX 3080が約7万7,000円。3090でも約16万5,000円です。
ただし、買うのは難しそうです。
Best BuyでNVIDIA RTX 3080 / 3090のFounders Editionが安い
家電量販店Best BuyでRTX 3080 Founders Editionが699ドル、RTX 3090 Founders Editionが1,499ドルというボロ値で売られています。もちろん新品です。
もしもこれを手に入れられれば、たいていの用途には全く不自由しないだけでなく、たとえば1年後に新しいものに買い換えるときにもきっと良い値段で売れることでしょう。
ヤフオクにFounders Editionの出品は見つけられませんが、OEMモデルの落札価格は3080で18万円前後、3090なら26万円前後となっています。
日本では希少なFounders Editionなら(そして、3080は内排気の2スロットモデルという独自のメリットもあるので)より高い値段で取り引きされるはずです。
しかし、このBest Buyの販売には致命的な問題があります。
それは、Best Buyの実店舗でしか買えないということです。
販売日(8月26日!)に店頭に行けないと買えないので、アメリカに住んでいないと(あるいはたまたま旅行中とかでないと)手に入れられません。
ということで、われわれ日本在住組には直接の恩恵はありません。残念です。
国内価格もやがて落ち着くというサインでは?
Best Buyの販売には参加できませんが、普通は20万とか30万とか出さなければ買えないものがこの規模と価格で販売されることは、今後これらの製品の価格が落ち着いてくる予兆と見ることはできないでしょうか。
3080を搭載したグラフィックスカードはもともとは700ドル前後で売られていたものですが、その後、極度の品薄により実勢価格は跳ね上がってしまいました。
マイニング需要が落ち着いて全く手に入らない状態は解消されたとはいえ、今でもショップの新品価格は当初の価格よりはるかに高い状態が続いています。
GPUだけでこんな値段だと、PC一式組んだら30万円くらいかんたんに行ってしまうわけで、ちょっと困ってしまいます。
価格正常化の波が太平洋を超えて日本にも及ぶことを祈ります。