【ペン入力】Surface Bookのよく考えれば当たり前な弱点について

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Surface Book Microsoft/Windows
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2016年初頭に日本での発売が予定されているSurface Book。

先に発売されているアメリカでは結構なお値段にもかかわらず売れ行きは好調のようです。

そんなSurface Bookを激褒めしているレビュー動画でSurface Bookの気になる点を見つけました。


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WinBetaによるSurface Bookのレビュー動画

ではSurface Bookを褒めまくっている動画をご覧ください。

英語はよくわからなくてもかなり褒めちぎっている感じはわかります。

大体こういうことを言っています。

  • ダイナミック・ファルクラム・ヒンジがすごい
    頑丈ですごくカッコいい上にディスプレイとのバランスをとるために本体側に余計な重みを持たせずに済むようになっている。ディスプレイとキーボードの隙間はちょっとアレだけど。

  • ボタン一つでタブレットに早変わりするのがクール
    キーボードにある取り外しキーを押すと本体部分が取り外せて、パワフルで軽いSurfaceタブレットになる。本体はマグネシウム製だからアルミよりも軽くて頑丈。ディスプレイは3000×2000ピクセルの超高解像度。

  • キーボードはオー・マイー・ローリー!
    バックライト付きでクール。いろんなポート(充電、DisplayPort、USB3.0ポート2個、SDカードスロット)もついてる。ぜんぜん脆さを感じない。
    オー・マイ・ローリーというのはたぶんミシガンにある人気のキャンディ屋さんのことですかね。
    Oh My Lolli!

  • ディスプレイを裏返して取り付けられてアメイジング
    そのまま折りたためばタブレットのように使えるし、少し開いて立てればキッチンでレシピを見るのに最適。映画を見るのにも良い。そのままキーボードを下にすればプレゼンもバッチリ。これMacBookにもできる?無理でしょ。

  • キーボードをタイプしながら画面のタッチ操作もできる
    タップしたときにちょっと揺れるけど、自分的には十分しっかりしてると感じる。

  • ペンはマニュアルを見なくても使える
    ペンは本体左側にマグネットで吸い付く。上向き・下向きどっちでも大丈夫。ペンのお尻で画面をなぞると消しゴムになり、ボタンを押すとOneNoteの新しいページが開く。長押しならCortanaが開く。ペンの感度はSurfaceアプリで調整できる。同梱のFreshPaintを使えばお絵描きも簡単。

  • ほかにもいろいろ良かったり悪かったり
    Edgeブラウザーはペンを使ってページに書き込んで保存したりシェアしたりできるし、タブレットモードでペンと一緒に使えばクリップボードみたいに使えるしで、可能性は無限大。
    画面の縦横比は3:2なので映画を見ると上下の隙間が気になるかも。


ペンのパートでの画面揺れが気になる

さて、この動画でとても気になったのがレビュアーのロンさんがペンの良さを熱弁しているところ、3分40秒あたりからです。

ロンさんは左手で画面の後ろを支えながらペンを操作していますが、それでも画面は前後に揺れています。

ロンさんの言う通りダイナミック・ファルクラム・ヒンジは頑丈で、画面が前後に揺れても固定位置が前や後ろにずれることは無いようですが、あんなに揺れたら細かい書き込みはちょっと難しそうに感じます。

従来のSurfaceシリーズのキックスタンドは、膝の上や奥行きの短いテーブルで使いづらいと言われ続けてきましたが、ペンを使った操作ではスタンドがしっかり踏ん張って支えてくれるので画面が揺れて操作しづらいということはなく、ペン操作の安定性はきわめて優秀です。

Surface Bookの13.5インチもある画面を根元のヒンジだけでガッチリ動かないように支えつつ、開閉の操作は小さな力でできるようにするというのが、そう簡単でないのは素人の私でもなんとなくわかります。
Surface Bookを買おうという場合は、キーボードと連結したラップトップ状態ではペン操作が若干不自由になりそうなことを気に留めておくのが良いと思います。

Surface Bookはキーボード側にバッテリーとオプションのdGPUを搭載できることで従来のSurfaceよりも処理能力を高めることに成功してるので、2-in-1デバイスが欲しいスペック志向のユーザーには非常に魅力的なのですけど。悩ましいですね。

Surface Bookにもキックスタンドを付けちゃえばよかったのに。そう思います。


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