日本ではサービスインしていないサブスクリプション型音楽配信サービス「Tidal」というものがあります。
最高1,411kbpsのFLACフォーマットでロスレス音源を配信するサービスで、ミュージシャンで実業家でビヨンセの夫でもあるジェイ・Zが間接的に所有する会社のサービスです。
その「Tidal」が盛大に誤請求をしてくれましたが、リカバリーも早かった。
Tidalが休眠ユーザーに19.99ドルを誤請求
Tidalでロスレスの音楽配信サービスを受けるためには、月額19.99ドルの「HiFi」プランに加入する必要があります。
何の集まりかわからないけど、超豪華な顔ぶれ
私はTidalのサービス開始当初に「HiFi」プランを利用しており、Tidalに支払い用のPayPalの口座を登録していましたが、その後サービスを利用しなくなったため、「HiFi」プランは解約してアカウントだけ生かした状態にしていました。
アカウントを残しておいたのは「そのうちまた使うかもしれないから」という程度の軽い気持ちでした。プレイリストを登録してあったから、それを消すのももったいないし。
すると、昨夜突然PayPalから「Tidalに19.99ドル払ったよ」というメールが届いて、実際にPayPalの口座からその金額が引き落とされていました。ファッ?
夜も遅かったので、Tidalのサポート窓口に「こんなの払った覚えはないから確認して返金してくださいね」というお便りだけ出して寝てしまいました。
おわびに「HiFi」3か月分の無料サービス
一夜明けて今朝、メールボックスを覗いてみると、Tidalからメールが届いていました。
- 間違って19.99ドル請求してしまいました。すみません。
- すでに返金済みです。
- おわびに3か月間「Premium」プランを無料でお使いください。
「Premium」プランというのは「HiFi」プランより一つ下のプランで、月額9.99ドルで最高320kbpsのAACフォーマットの音楽を聞き放題というものです。
どうせなら「HiFi」プランでお願いしたかったところですが、タダなので文句はありません。ありがたく使わせていただきます。
Tidalといえば
Tidalといえば、昨年Princeが発表したアルバム「HITnRUN Phase One」「HITnRUN Phase Two」は、いずれも当初Tidalでしか聞けない(CDも出ていない)ということで話題になりました。今でもサブスクリプション型ではTidalが独占のはずです。
まだ聞いてなかったのでこれから聞きます。