指紋センサー付きのSurface Pro 4タイプカバーの発売日が3月18日であることがわかりました。
マイクロソフトストアでの価格は2万2,118円。すでに予約受け付けが始まっています。
指紋センサー付きSurface Pro 4タイプカバーのメリット
指紋センサー付きSurface Pro 4タイプカバーの指紋センサーの部分だけに注目すると、大したメリットがあるようには思えません。
Windowsへのサインインが少し簡単で安全になるくらいです。
サインイン方法 | Surface Pro 3 | Surface Pro 4 |
---|---|---|
パスワードをタイプする | ○ | ○ |
ピクチャーパスワードを入力する | ○ | ○ |
PINコードをタイプする | ○ | ○ |
フロントカメラで顔認証する | × | ○ |
指紋センサーで指紋認証する | ○ | ○ |
だから、すでに指紋センサーなしのタイプカバーを持っていて特に不便なく使っているSurface Pro 4ユーザーは、新たに2万円以上出して買い替える意味はあまりないように思います。
もちろん、企業向け用途などでパスワードの漏えいから大きな被害が予想される場合には、人前でパスワードをタイプする必要がない指紋認証の意味はありますが。
そんなわけで、個人用途でこのタイプカバーを買うと幸せになれるのは、これからSurface Pro 4を買う人が少しだけ余分に出費してより簡単にサインインできるようにしたい場合と、すでにSurface Pro 3を持っている人が新しいタイプカバーのアイソレーション・キーボードや大きなタッチパッドを手に入れるついでに指紋センサーもゲットする場合じゃないかと思うわけです。
指紋センサー付きタイプカバーは「ブラック」のみ
指紋センサー付きタイプカバーの販売画面(記事執筆時点では予約受け付け中)を見ると、指紋センサーなしタイプカバーに用意されているカラーバリエーション(ブルー、シアン、レッド、ティールグリーン)はなく、ブラック一択になっています。
これは日本などの後発の市場だけでなく、Microsoftのお膝元のアメリカでも同じです。
やはりビジネス用途向けということなのだと思います。
派手な色のタイプカバーが欲しい場合は指紋センサーは諦めるしかありません。
価格は「指紋センサーなし」に対して約4,400円高い
マイクロソフトストアでの価格を見ると、指紋センサーありのものが2万2,118円、指紋センサーなしが1万7,712円。その差は4,406円です。
妥当な価格差です。
指紋センサーの有無でタッチパッドのレイアウトに差はない模様
指紋センサーはタッチパッドの右側に設置されていますが、そのせいでタッチパッドが左へシフトするなどの影響は出ていない模様です。
(指紋センサー付きタイプカバーの画像は英語版のものを用いています)
今からSurface Pro 4用タイプカバーを買うなら選んで損なし
これから新たにSurface Pro 4を買ってタイプカバーも買おうという方や、すでにSurface Pro 3を持っていて使い勝手の向上したSurface Pro 4用タイプカバーを買い足そうという方には、4,400円ほどの差額で指紋センサーをゲットできる指紋センサー付きタイプカバーは選んで損のない選択だと思われます。
Windows 10はサインインにMicrosoftアカウントを使うよう誘導しますし、その方がOneDriveとの連携などで便利なので私もMicrosoftアカウントでサインインしていますが、あまり簡単なパスワードにしていると周りで見ている人にアカウントを乗っ取られないとも限りません。
でも長くて複雑なパスワードは覚えるのもタイプするのも面倒です。
PINコードを使うように設定すればMicrosoftアカウントまるごと乗っ取られることはありませんが、デバイス単体へのサインインはパスワードよりも簡単にできてしまうので、やはり人前で使うのは少し心配です。
ピクチャーパスワードを人前で使うのなんかはもっと危険ですね。
そういった心配は指紋認証を使えば解消できます。Surfaceを家やオフィスの外で使う人にとって、安全代としての4,400円なら払っても損はないんじゃないかということです。
そんな指紋センサー付きSurface Pro 4タイプカバーは3月18日発売で、すでに予約受け付けが始まっています。
マイクロソフトストアでの価格は2万2,118円です。
リンク:Surface Pro 4 Type Cover (指紋認証センサー付き) ブラック(マイクロソフトストア)
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