Surface Pro 4とSurface Bookが発表されたのは昨年の10月のことでした。
それぞれの最上位モデルとして容量1TBのストレージを搭載するモデルがあることは当初から発表されていましたが、ようやく発売になったようです。
いまごろになって新モデルが出たら、Surface Pro 5がリリースされるタイミングはどうなってしまうのか。
アメリカとイギリスでストレージ1TBのSurfaceが発売
アメリカとイギリスのマイクロソフトストアでストレージ容量が1TBのSurface Pro 4とSurface Bookが発売になっています。
アメリカでの価格はSurface Pro 4が2,699ドル、Surface Bookが3,199ドル。
1ドル107円として日本円に換算すると約29万円と約34万円です。
最上位モデルだけあって、絶対値としてはさすがに高いですが、Core i7プロセッサーと16GBのRAMと1TBものSSDを積んで、超高解像度のタッチ&ペン入力対応ディスプレイもついていて、さらに世界最薄レベルのラップトップがこの値段で買えると考えれば、意外とお買い得と言えるかもしれません。
参考までに、MacBook Pro Retina 13インチモデルで、RAMとストレージを目いっぱい盛った(16GBと1TB)モデルは2,699ドルです。
Surface Pro 4の方はキーボードが別売りですが、その費用をタブレット利用できることとタッチ&ペン入力の仕様差の値段とすればトントンかそれ以上と言えるかも。
Surface Bookの方はMacBook Proよりも500ドル高いですが、タブレット・タッチ&ペン入力・強力GPU(Surface BookはキーボードにNVIDIAのGPUが内蔵されている)分と考えれば、まあ納得できるでしょうか。
確認した時点で、日本のマイクロソフトストアでは1TBモデルの扱いはないようです。
Surface Pro 5はどうなってしまうのか
さて、こんな時期に既存モデルのラインアップを強化されてしまうと、後継機種の発表・発売がどうなるのか心配になります。
Surface Pro 4 / Surface Bookと同様に10月発表だとするとあと4か月しかないのですが、TechRadarによるとIntelの次世代プロセッサーの登場時期の都合で、Surfaceの後継機は今年12月より早くはならなさそうとのことです。
TechRadar 「Surface Pro 5 release date, news and rumors」
http://www.techradar.com/news/mobile-computing/tablets/surface-pro-5-release-date-news-and-rumors-1316294
それだったらまあいいですか。
日本での発売が待たれます。
Surfaceを自宅でもオフィスでも出先でも使って、あらゆる作業をこれ1台で済ませようとする場合には、ストレージが多くて悪いことはありません。
自宅やオフィスでは電源につなぐ手間は避けられませんが、それ以外に外付けHDDやLANケーブルやらとつなぐものが増えるのは面倒ですし、必要なものがすべて筐体に収まっていることにはちゃんとメリットがあります。
Surface BookならNVIDIAのGPUパワーを利用した高速レンダリングを当てにして動画編集に使うケースもあると思いますが、そういった場合はストレージは速いに越したことはないので、外付けHDD/SSDよりもPCIeで接続された内蔵SSDの方が都合が良いでしょう。
あと、流行りのアクションカメラを回しっぱなしにして動画撮影をしていると、64GBくらいのメモリーカードは数時間でいっぱいになります。
GoProを持って数日の旅行に出かけるときなどは、メモリーカードを何枚も持っていくよりも、ストレージ容量の多いPCを一緒に持っていって適宜データをPC側に逃がしつつ、空いた時間で整理したり編集したりする方が便利だったりします。
というわけで、大容量のSurface Pro 4とSurface Bookは日本でも需要はあるはずなので、早めに国内でも発売されることを祈りたいと思います。
リンク:Surface Pro 4(マイクロソフトストア)
リンク:Surface Book(マイクロソフトストア)
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