ASUSのSIMフリースマートフォン「ZenFone 2 Laser」が今年1月に続いて再び値下げされ、税別2万800円になりました。
発売からもうすぐ1年になるということもあるでしょうが、やはり円高の恩恵も見逃せません。
ASUS ZenFone 2 Laserを4,000円値下げ
ASUSのSIMフリースマートフォン「ZenFone 2 Laser」の日本国内での販売価格が4,000円値下げされ、2万800円(税別)となりました。
ZenFone 2 Laserはカメラ機能に特徴のあるスマートフォンで、オートフォーカスの測距に赤外線レーザーを使う「レーザーオートフォーカス」機能で、ピント合わせが最短約0.03秒でできることが売りになっています。
自ら測距用のレーザー光を発するので、撮影場所が暗い場合にもピント合わせの精度が落ちにくいという特徴があります。
スマホによく採用されるパッシブ型のオートフォーカス機構では、暗い場所でなかなかピントが合わなくてイライラすることがありますが、レーザーオートフォーカスはその弱点を補う方式というわけです。
ZenFone 2 Laser(ZE500KL)の仕様は次のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android 5.0.2 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz |
GPU | Aderno 306 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB eMCP |
ディスプレイ | 5インチ、1280 x 720ピクセル、Corning Gorilla Glass 4採用 |
カメラ | イン:5Mピクセル、アウト:13Mピクセル |
ワイヤレス | IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0 |
SIMスロット | microSIM x 2 |
メモリーカードスロット | microSD/microSDHC/microSDXC x 1 (最大128GBまで) |
バッテリー | 2,400mAh、Wi-Fi:約10.5時間、モバイル通信:約10.4時間 連続通話時間:約1,393分(3G)、連続待受時間:約502.1時間(3G)/約240.6時間(LTE) |
サイズ・重量 | 143.7 x 71.5 x 3.5~10.5mm、145g |
カメラ機能を重視しつつ、普段使いのスマホとしての性能も確保されています。
海外ではAndroid 6.0へのバージョンアップも始まっており、日本でのバージョンアップもそう遠くないものと思われます。
すでに値下げ後の価格で販売中
ZenFone 2 Laserですが、すでに新価格での販売が始まっています。
ZenFone 2 Laserは多くのMVNOで採用されています。
これだけ多く採用されているということは、ドコモ系MVNOならほぼ問題なく使えそうです。
■ セット端末にZenFone 2 Laserを採用しているMVNO
このうち、OCNモバイルの端末セットの価格はすでに新価格に対応しています。
IIJmio、U-mobile、DMM mobile、楽天モバイルは本記事執筆時点では旧価格の表示となっていますが、いずれ改定されると見込まれます。
BIGLOBE SIMについては月々の料金とともに分轄払いするプランのみ用意されています。ここに今回の価格改定が反映されるのかは不明です。
また、楽天での販売価格はおおむね新価格に改定されていますし。
Amazonも新価格に対応済みです。
以上、暗いシーンでの写真撮影に強く、普段使いには十分なスペックを持つZenFone 2 Laserの価格改定の話でした。