【Amazon Prime Music】これでプライムサービスはライトユーザー向け最強のパッケージになった模様

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Amazon Prime Music - Playlists インターネット/Webサービス

Amazonプライム会員向けの音楽配信サービス「Amazon Prime Music」が日本でもサービスインしました。

プライム会員なら日本の曲を含む100万曲以上の音楽をどこでも聞き放題というこのサービスは、既存のAmazon プライム・ビデオ、Kindleオーナーライブラリーと合わせて、音楽にも映画にも読書にもそれほど入れ込まないライトユーザーにとって便利なサービスになりそうです。

Amazonプライムに復帰したくなってきました。


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Amazon Prime Musicのサービスの概要

Amazon Prime MusicはAmazonプライム会員向けの音楽配信サービスで、この記事を書いている時点ではアルバム数12万1,059枚、曲数128万5,883曲、公式プレイリスト246個を提供する軽量級の定額制サービスです。

Amazon Prime Music - number of songs

Amazonプライム会員なら追加料金なしで利用でき、24時間どこにいてもネット配信で音楽が聞けます。

Fire TV、Fire TV Stick、Fire タブレットといったAmazon製端末に加え、iOSとAndroid向けの専用アプリや、Windows/Macのブラウザーからも再生できます。


サービスの印象

私は現在Amazonプライム会員ではないのですが、PCのブラウザーでは時間限定の視聴ができるので、その範囲でサービスの印象をお伝えします。

まず、他の音楽配信サービスと比べて曲数が4分の1から25分の1程度であることからわかるとおり、聞きたい曲がなんでも聞けるというサービスではありません。
ピンポイントで聞きたいアーティスト名、アルバム名、曲名を指定してもヒットすることは稀で、プレイリストで耳にして気に入った曲があっても、同じアーティストの曲が網羅されていることはほぼないため、アーティスト名から芋づる式に深堀りしていくようなことは難しいです。

他の配信サービスと同じようにシーンに合わせたプレイリストが用意されていて、たとえば「ドライブに最適なJ-POP」「勉強がはかどるバロック」「夜のカフェ・ジャズボッサ」といったものから選べます。
これらはどれもタイトルに合った選曲がされていて(当たり前だけど)、特にこだわりなくBGM的に聞くには十分な内容になっています。
Amazon Prime Music - Playlists

ただ、たとえばプレイリストの筆頭に出てくる「オールジャンル ヒッツ」のように「たしかにタイトルには合ってるけど、同じプレイリストに入れるのはちょっと苦しくない?」というようなものもあります。これはこれで面白いけど。曲数が少ないことの影響が出ているのかもしれません。
Amazon Prime Music - All genre hits playlist

キーワード検索の機能は独特で、アーティスト名で検索しても検索結果にはアーティストの欄はなく、そのアーティストのアルバム、アーティストの曲が含まれるプレイリスト、アーティストの曲の一覧が表示されるだけです。
Amazon Prime Music - keyword search

表示されたアルバムのアーティスト名のリンクをクリックすると、Prime Musicではなく有料のデジタルミュージックを含む作品の一覧が表示されます。
Amazon Prime Music - artist link

リンク先にPrime Musicのタイトルだけを並べると曲数が少なすぎてスカスカになってしまうのかもしれませんが、ちょっと使いづらそうです。

全体的な印象としては、繰り返しになりますが、用意されたプレイリストをBGM的に再生して楽しむのに適したサービスになっていると思います。
そこで新しい音楽と出会ってより深く聞き込もうとしてもすぐに有料音源の壁に阻まれるので、さらっと聞き流す用に使うのが一番です。


年額たった3,900円でビデオも音楽も聞き放題で毎月本まで読める超低料金エンタメ・パッケージ

Amazonは今年に入ってからプライム・ビデオ、Kindleオーナーライブラリー、Prime Musicと、プライム会員向けのおまけサービスを矢継ぎ早にリリースしています。

Amazon Prime services

これらは新しいプライム会員を獲得するための撒き餌サービスであり、一度捕まえた会員を逃がさないための返し針サービスでもあるのですが、あまり深く考えずに「お急ぎ便無料」のおまけにビデオと本と音楽がタダでついてくるんだと思って利用すれば良いのではないかと思います。

プライム・ビデオとKindleオーナーライブラリーはしばらく使っていましたが、品揃えはイマイチなものの、たとえばジムのランニングマシンで走っているときや長時間の移動中など、他にやることがないときの暇つぶしとしては十分用をなすレベルです。
今回のPrime Musicも、何でもいいからその場に合った音を流しておきたいときには十分使えるレベルにはなっていると思います。

Amazonでよくショッピングをする人で、ビデオも本も音楽も、本当に見たい・聞きたいものは他でお金を出して買って楽しむという人には、利用価値のあるサービスです。

Google Play Musicを使っていて思うのは、たまには本当に気に入ったアルバムをCDの良い音でじっくり聞いた方が良いんじゃないかということです。聞き放題で聞けると思うとなかなかCDを買うまでには至らないのですが、本当はちゃんと厳選してライブラリー化していくのが大切なんじゃないかと。
そういう視点に立つと、カジュアルに消費する音楽はAmazon Prime MusicやBeats 1で実質無料で楽しみ、しっかり聞く音楽はCDなりハイレゾ音源のダウンロードなりで手に入れるという使い分けをすることも一つの方法になり得ると思います。

Amazonはプライム・ビデオやPrime Musicを楽しむためのデバイスも格安で提供しています。

Amazon Fire TV Stick

Fire TV Stickはたった5,000円ほどでAmazonのサービスだけでなく、HuluやNetflixやYoutubeを大画面テレビで見られるようになりますし、FireタブレットとKindle端末に至ってはプライム会員に入会すれば4,000円分のギフト券がもらえるというキャンペーンまでやっています。

こういうのに手を出すとジェフ・ベゾスさんの術中に嵌まっている感じがして癪に障りますが、どうせプライム会員になるのならドップリ浸かってみるみるのも良いかと思います。ほんとにプライム会員に戻ろうかな。

リンク:Amazonプライム


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