iPhone/iPadやMacのアプリの代金、Apple MusicやiCloudの利用料金の支払いに使えるApp Store & iTunesギフトカードが突然リニューアルされて、Apple Gift Cardになりました。
Apple Gift Cardではハードウェアも買えるそうです。
これは悲報かも。
Apple Gift Cardとは?
Apple Gift Cardの公式サイトにはこう書かれています。
「Appleのハードウェアやアクセサリ、アプリ、ゲーム、音楽、映画、テレビ番組、iCloudのストレージも。このギフトカード一枚でそのすべてが購入できて、楽しみは無限に広がります。」
つまり、Appleが個人ユーザー向けに売っている商品やサービスならたいていのことに使えるということです。
リニューアルはたぶん悲報
これまで販売されていた「App Store & iTunesギフトカード」は日々あちこちで割引販売されていました。
たとえば、特定のコンビニで特定の金額のカードを購入するとチャージ金額を10%上乗せする、といった具合に、実質9%程度の割引はほぼいつでも行われていたのです。
このような割引販売の情報がリニューアルのニュースとともにぱったりと出なくなってしまいました。
これは考えてみれば当たり前の話で、これまでどおりに割引販売をしているとiPhoneやiPadやMacやApple WatchをAppleストアから実質9%引きで買えることになってしまうからです。
デベロッパーからかなり高いみかじめ料を取っているAppストアと違って、ハードウェアの販売でこんなに多額の割引はできないでしょう。他の販売店との兼ね合いもあります。
この結果、これまでは少しの工夫で実質9%引きで利用できていたAppストアやiCloudストレージ、Apple Music、Apple TV+などは、今後は定価で利用するしかなくなると予想できます。
悲報です。
もしかしたら、今後もハードウェアを買えない程度の少額のカードに限って割引が行われる可能性がないとは言えません。われわれはそういうものにすがって生きていくしかなくなるのでしょう。