【買い替える?】Apple Watch Series 6 / SEの前モデルとの違い

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Apple Watch Series 6 - 0 Apple
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Apple Watch Series 6 と Apple Watch SE が発表されました。

発売は9月18日。すでに注文受付が始まっています。

Series 5ユーザーはステイ。Series 4以前のユーザーは飛びついていいんじゃないかと思います。


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Apple Watch Series 6 と Apple Watch SE の従来モデルからの変更点

今回発表されたApple Watchは、Apple Watch Series 6、Apple Watch SE、Apple Watch Nike(Series 6)、Apple Watch Hermès(Series 6)の4種類ですが、NikeとHermèsは実質Series 6と同じようなものなので、素のSeries 6とSEに絞って従来モデルからの変更点をチェックしてみます。

Apple Watch Series 6の変更点

まず、Apple Watch Series 6のSeries 5からの変更点は次のとおりです。

  • プロセッサーがS5からS6に進化
    プロセッサーの性能が20%向上しました。
    iPhone 11シリーズで追加された超広帯域通信用のU1チップも搭載しています。

  • 血中酸素濃度センサーを追加
    新たに追加されたセンサーで肌越しに血液の色を検出し、それに基づいて血中酸素濃度を割り出します。
    肺炎(=血中酸素濃度が低下する)につながる新型コロナウイルスが流行っている状況にマッチした仕様です。偶然だと思いますが。

  • 高度計が常時計測タイプに進化
    従来の気圧で計測するタイプからより高精度な常時計測タイプに進化しています。
    移動時の高低差をより精度良く計測して運動の履歴に反映してくれます。

  • スリープ中のディスプレイの明るさアップ
    Series 5から対応した常時表示ディスプレイのスリープ中の明るさが2.5倍になりました。

  • 急速充電対応
    充電時間が従来の2.5時間から約1.5時間に短縮されました。80%までの充電なら約1時間で可能です。
    (Hermès以外はACアダプターが同梱されないので別途用意する必要があります。充電ケーブルは付属します)

  • カラーバリエーションの変更
    アルミニウムにブルーとレッドが追加されました。
    また、ステンレススチールのゴールドの色が変わったようです。
    Apple Watch Series 6 - 1

Apple Watch SEの変更点

Apple Watch SEの方もSeries 5と比較してみましょう。

  • ディスプレイのサイズ、解像度、明るさは同じ
    ただし、常時表示には非対応

  • プロセッサーはSeries 5と同じ

  • 高度計が常時計測タイプに進化

  • Nikeバージョンもある

以上。

ディスプレイの常時表示に対応しないこと以外はSeries 5と同等かそれ以上と考えていいでしょう。

常時表示を割り切れるなら、2万9,800円(税別)から手に入るApple Watch SEはものすごくお買い得です。
セルラーモデルもありますし、Nikeバージョンも用意されています。

最も高価な44㎜のセルラーモデルでもたったの3万7,800円(税別)です。安い。


小幅ながら着実な進歩

Apple Watch Series 6は前モデルのSeries 5を持っている人がわざわざ買い替えるほどの進化をしているとは思えません。

ハードウェア面での最も大きな変更点は血中酸素濃度の測定機能ですが、それをわざわざ時計で測りたいかというと、「あれば使うかもしれないけど」という程度のものではないでしょうか。

Apple Watch Series 6 - 2

Appleも「この機能は、医療での使用や医師との相談または診断を目的としたものではなく、一般的なウェルネスとフィットネスのためだけに使えます」としていて、体調をぼんやりと把握するためのツールとして提供されるものです。

そのほかの改善点はスリープ中のディスプレイが明るくなったことと、充電時間が短縮されたことです。

前者はたしかにSeries 5の不満点ではありました。
Series 6で2.5倍明るくなった後の表示がこれですから、Series 5の表示がかなり暗かったことがわかります。
Apple Watch Series 6 - 3

また、後者は満充電が1.5時間、80%充電が1時間で済むようになったのは大きな進歩です。
1時間なら、朝の身支度中とか、入浴や夕食の間に充電する習慣を付ければ対応できます。

しかし、やはりそのために5万円払えるかというと悩ましいところです。そして、Apple Watch SEに仕様面で肉薄されたことで、Series 5のリセールバリューも下がってしまったと見込まれます。

だから、新たに5万円出費することを負担に感じるSeries 5オーナーの方は、あと1年そのまま使い続けるのがリーズナブルだと思います。

一方で、Series 4以前のモデルを使っている方は、ディスプレイの常時点灯、プロセッサーの性能アップ、急速充電対応と、目に見えて機能と性能が向上するので、買い替えにははっきりとメリットがあるでしょう。

Apple Watchの進化のペースがだんだん落ち着いてきて、かつてのiPhoneのように2年周期で乗り換えるのがちょうどいい時代がやってきたように思います。

というわけで、私はNike(Series 6)のGPSモデルを発注しました。

Apple Watch Series 6 - 4

到着を楽しみに待ちたいと思います。

リンク:Apple Watch(Apple)
リンク:Apple Watch(ビックカメラ)icon


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