Apple Watch Series 6の発表が待ち遠しい今日この頃です。
Series 6にはケースがプラスチックのものがラインナップされるという噂があります。
廉価版とか子供用とか言われていますが、デザインと性能によってはファーストチョイスになりうると思います。
Apple Watch Series 6にはプラスチックケース版がある?
Apple Insiderのこちらのビデオでチラッと触れられている話ですが、Apple Watch Series 6にはケースを金属ではなく、セラミックでもなく、プラスチックにしたバージョンが追加される可能性があるそうです。(2分40秒付近から)
廉価版で子供も使えるもので、カラフルな色使いになる可能性があるといわれています。
Apple Watchみたいな小さな製品でケースの素材を変えたからといって、貴金属でも使わないかぎり製造コストにそれほど大きな影響があるとは思えませんが、ともかく廉価版はプラスチック製になる可能性があるのだそうです。
プラスチックならではのメリット
廉価版とか子供用と言われるとちょっと興味が減退してしまいそうですが、プラスチックだからこそのメリットもあります。
電波が通りやすくなる
GarminやPolarのランニングウォッチには樹脂ケースを使うものが多いです。
樹脂製のケースは金属のケースと比べて電波が阻害されにくく、GPSの電波をよくとらえられるようになることが期待できます。
ちょうどApple Watch Series 6に関する記事で既存のApple WatchのGPSがわりと不正確だと紹介されているものがありました。
記事を書いたグラハムさんは毎日同じコースを7マイル走っているそうですが、Apple Watch単体で計測すると0.5マイルくらいの誤差があり、これは10年前のGPS付きランニングウォッチにも劣っているとのことです。
プラスチックケースモデルならこうした問題が改善されるかもしれません。
丈夫でカラーバリエーションに幅が出る
プラスチックケースの腕時計と言えばスウォッチやG-SHOCKがポピュラーですが、これらは軽くて丈夫でデザインのバリエーションが豊富です。
ちょっとくらいぶつけても落としても壊れないし、G-SHOCKにいたっては多少の傷や汚れは「味」として楽しむことすらできます。
Apple Watchの場合、ディスプレイの制約があるので形状は自由にならないと思いますが、色はもっとたくさんあってもいいでしょう。
iPhone SEのように性能は上位モデルとなるべく差をつけず、バンドを交換する機能なんかは省いてもいいから現状のSeries 3と同じ2万円で売れば、それこそ飛ぶように売れるんじゃないかと思います。
2本買って順繰りに充電すればバッテリーライフの問題も半分解決したようなもんです。
2年もすれば機能・性能的に古びてしまうものだし、スマホのような万人の必需品というわけでもないので、それくらいの価格帯がボリュームゾーンだという気もします。
2万円なら毎年買っちゃうんだけどな。