Apple Watchの心電図機能がついに国内でも医療機器として承認されたそうです。
脱Appleを図っていたのに結局またApple Watchを買うことになるのだろうか?
Apple Watchの心電図機能がとうとう医療機器として承認される
2020年9月4日付でApple Watchの心電図機能が医療機器として承認された模様です。

リンク:医療機器の承認速報(公益財団法人医療機器センター)
*Appleの業者コード「112941」で検索
承認されたのは「Appleの心電図アプリケーション」と「Appleの不規則な心拍の通知プログラム」という2つのプログラムで、どちらもちゃんと「Apple Inc.」が申請者とされています。
承認されてから実際に使えるようになるまでどのくらいの期間が必要なのかわかりませんが、たとえばこの秋のwatchOS 7のタイミングとか、Apple Watch Series 6のリリースに合わせて使えるようになることが期待できるのではないでしょうか。
なお、この記事を書いている時点では「心電図」「不規則な心拍の通知」の2つの機能を利用できる国に日本は含まれていません。

またApple Watchが欲しくなる
過去3モデルのApple Watchを利用してきて、どちらかというとApple Watchは「それほど良いものじゃない」と思っています。
たとえば…
- 2日に一度充電するのが面倒
 バッテリーライフは18時間とされていますが、だいたい2日に一度の充電で運用できます。
 1回の充電には2時間半必要です。その間、スマホなら充電台に乗っけていてもある程度は使えますが、ウォッチは腕から外すと使えません。不便です。
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時計として使いづらい(Series 4まで) 
 バッテリー温存のために画面が消えるのは時計として致命的でした。
 Series 5では画面は消えなくなりましたが、それだけのために何万円も出して買い替えることはできませんでした。
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値段が高い 
 現行モデルのいちばん安いものが税込4万7,080円です。
 ほとんど毎年買い替えたくなるものに5万円近く払うのってちょっと抵抗があります。
とはいえ、ランニング用の時計としてはとても便利で、そろそろ涼しくなってきて走りたい欲が高まってくると、やっぱりApple Watch、欲しくなるわけです。
単にランニングウォッチとして使うなら、以前使っていたApple Watch Nike+(Series 4)でもよかったのですが、幸いというかなんというか、すでに手元にありません。
とすると、今さらSeries 5を買うわけもないので、一気にSeries 6にステップアップすることになります。
なんだかワクワクしてきました。
Apple Watch Series 6で予想されていること
では、Apple Watch Series 6はどんなものになると予想されているのでしょうか?
ググって出てきたMacworldの記事によると次のように予想されているようです。
リンク:New Apple Watch Series 6 release date, price & specs rumours(Macworld)
- デザインは現行のものを継承
 初代から受け継がれてきたデザインはSeries 4でディスプレイのベゼルが狭くなったことを除いてほとんど変わっていない。今回もキープではないかとのこと。
 ただし、デジタルクラウン(リューズ)はなくなるかもしれないそうです。
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防水性能の強化 
 機能・性能面では、まず防水が強化される可能性があるといわれています。すでに50メートル防水に対応しているので、それ以上となるとダイビングなどの本格的なウォータースポーツも可能になるということでしょうか?
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MicroLEDの採用 
 次に、現行のOLEDディスプレイに代わって、MicroLEDディスプレイが採用されるという話もあります。
 OLEDと比べて電力消費の少ないMicroLEDによりバッテリーライフにも好影響とか。ただし、MicroLEDの採用は「早くて2020年」という説もあります。
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バッテリーライフの改善 
 watchOS 7はスリープトラッキング(睡眠追跡)に対応することがすでに発表されていますが、その際に課題になるのがバッテリーライフです。これまでは寝ている間に充電すればよかったところ、就寝中も腕にセットすることになればより長時間バッテリーがもたなければ困ります。
 記事ではAppleが従来よりほんの少しだけ容量の大きなバッテリーを準備しているらしいことが紹介されています。
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気分の良し悪しの計測機能 
 メカニズムは不明ですが、Apple Watchがユーザーの気分の良し悪しを計測してくれるようになるという話があります。
 XiaomiのMi Band 5には「PAI」というストレスレベル測定機能がありますが、それに似たようなものかもしれません。
 
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画面内指紋認証 
 従来のApple Watchは4桁のパスコードでユーザーを認証していましたが、Series 6では指紋認証に対応する可能性があるそうです。
 iPhoneでも採用できていない画面内指紋認証にほんとうに対応できるのならすごいですね。
興味を惹かれるのはMicroLEDの採用とそれに伴うバッテリーライフの向上くらいでしょうか。
ただ、バッテリーライフが18時間から(たとえば)30時間に増えることよりも、(たとえば)30分で18時間使えるレベルまで充電できるようにするほうが、実際の使い勝手は良くなると思います。毎日30分なら、食事中やシャワー中など時計がなくても困らないタイミングで無理なく充電できるので、ぜひそちらにも力を注いでいただきたい。
さて、気になるApple Watch Series 6の発表時期ですが、上の記事ではアメリカ東部時間で9月8日午前9時から12時の間にプレスリリースで(=イベントなしで)発表されるという識者のツイートが紹介されています。
I’m being told that *something* is happening on Apple’s website on Tuesday, September 8th.
Between 9:00-12:00 EST.
— Jon Prosser (@jon_prosser) September 1, 2020
日本では9月8日午後10時から翌午前1時に相当します。
つまり今夜です!
楽しみに待つとしましょう。
リンク:Apple Watch(Apple)
リンク:Apple Watch(ビックカメラ)
 
  
  
  
  
