2020年は新型コロナウイルスの影響で惜しくもオンライン開催になってしまったCOMPUTEX TAIPEIが、2021年にリアルイベントとして帰ってきます。
でも、われわれが参加できるかどうかは別の話。
COMPUTEX TAIPEI 2021は6月1日〜6月4日に開催
COMPUTEXは台湾・台北で行われるIT見本市で、超巨大な会場全体にPC、AI、モバイル通信、ゲーミング、サイバーセキュリティのほか、3Dプリンターのようなその時々の話題の技術に関する展示が行われます。
昨年(2019年)はCOMPUTEX開催直前の台北で、AMDの第3世代Ryzen CPUが発表されましたが、今思えばあれが現在も続くAMDの快進撃の始まりでした。
会場には世界中から取材や情報収集、商談のために人々が訪れ、VLOGスタイルで展示を紹介する(たぶん)YouTuberの人たちも現れます。
ゲーミングPC・PCパーツメーカーのブースでは、日本では東京オートサロンくらいでしか見られなくなったコンパニオンさんたちも登場するなど、IT系の見本市としては華やかなのも特徴です。
2020年は新型コロナウイルス拡大の影響で、通常の春開催をいったん秋に延期したもののそれも実現できず、オンラインセッションのみの開催になってしまいました。
そんなCOMPUTEXが2021年にリアルイベントとして帰ってくることが発表されました。
リンク:The AI-Driven COMPUTEX 2021 Blazes New Paths for Tech Community(COMPUTEX TAIPEI)
開催期間は2021年6月1日から4日まで。
コロナ明け最初の大きなイベントとしてぜひ参加したいけど…
さて、われわれ日本に住むものがCOMPUTEX 2021に参加できるのかどうかは、現時点では非常に疑わしいと言わざるを得ません。
Google AIによる東京の陽性者数の予想はこんな感じで、もしもこのとおりになれば当分のあいだは海外どころか国内の移動もままならないでしょう。
アメリカやイギリスでは接種が始まったというワクチンも、国内ではいつ出回るのかわかりませんし、全体に行き渡るのはずっと先になりそうです。
ワクチンを短期間で開発できる有力な製薬会社がないのはCOMPUTEXが行われる台湾も同じで、このままの状態が続けば海外からの参加者を無制限で受け入れることはなさそうです。
COMPUTEXで取材してこのブログでご紹介したり、台湾グルメを堪能したりしたかったのですが、たぶん無理だろうなと悲観的に見ています。
2022年こそは現地に見参したい。
いつかCOMPUTEXに行ってみたいという方は、こちらの記事がとても参考になりますし、行きたい気持ちを後押ししてくれるのでおすすめです。
リンク:PC/IT業界はまだ落ちぶれたものじゃない~あなたもCOMPUTEX TAIPEI 2017でお会いしましょう(PC Watch)
リンク:COMPUTEX TAIPEI