スマートフォンなどとともに持ち歩くモバイルバッテリーで、なるべくかさ張らず容量も大きなものというと、意外と選択肢が少ないものです。
dodocoolのDP09は大半のスマホと同程度の大きさ・厚みでありながら、スマホのフル充電およそ2回分の容量を持つモバイルバッテリーで、バッグのポケットなどに忍ばせておくのにちょうど良いサイズです。出力ポートが2つあるので、スマホ以外の充電にも便利です。
dodocool 5000mAh 極薄モバイルバッテリーDP09
ではまいります。
今回はdodocoolさんからレビュー用のデバイスを提供していただいています。
パッケージの中身はバッテリー本体、デバイスと接続するケーブル(Lightning用とmicroUSB用の2本)、バッテリーを充電するケーブル、マニュアルです。
バッテリー本体の大きさは、iPhone 7を少しだけ短く、少しだけ幅広くした感じです。
底面にはバッテリーを充電するためのmicroUSBポートと、電力の出力用USB Type-Aポートがあります。
左の側面には電源ボタン。その近くにはバッテリー残量のインジケーター(LED 4灯)があります。
右の側面にはデバイスと接続するケーブルを収めることができます。
持ち歩くデバイスの種類に応じて、LightningかmicroUSBかのどちらかを収納しておくことができます。
なお、ケーブルの根元(USB Type-Aのオス側)を接続する部分はUSB Type-Aのメスのポートになっているため、この写真の状態でスマホなどのデバイスを充電することができます。
DP09を使っていて若干悩ましいのは、なるべくスペースを取らないようにスマホとバッテリーを重ねて使おうとすると、このようにぴったりとは重ならないことです。
ケーブルがバッテリー本体にぴったり収まるようにする都合でやむを得ないのですが、もうすこしすっきりできると良かったかもしれません。
容量はiPhone SEを2回充電できる程度
DP09の容量は3.7V x 5000mAh = 18.5Whとされています。
一方のiPhone SEは3.82V x 1624mAh = 6.21Whなので、容量的には3回分、充電時のロスを考慮しても2回くらいは満充電できそうです。
実際に試してみたところ、電源が自動的に落ちるまでバッテリーを消耗させたiPhone SEを2回満充電できて、その時点でDP09のインジケーターは4目盛り中の残り1目盛りを指していました。1回の満充電に必要な時間は約2時間でした。
iPhone 5sのバッテリー容量は1560mAh、iPhone 6sなら1715mAh、iPhone 7で1960mAhです。DP09はこれらの機種を1.5~2回程度充電できると考えて良いと思います。
DP09の良いところ
DP09の良いところは、付属ケーブル専用のポート以外にもう一つUSB Type-Aの出力ポートを備えていることです。
付属のケーブルはいつか断線して使えなくなってしまう可能性がゼロではないのですが、仮にそうなったとしても市販のケーブルを使えばバッテリー本体は使い続けられます。
また、付属ケーブル専用のポートともう一つのポートを同時使用できるので、2台のデバイスを同時に充電することもできます。
以上、dodocool DP09のレビューでした。
外出時のスマホ充電用になるべく薄いモバイルバッテリーを探している方は、dodocool DP09を検討されてみると良いと思います。
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