Evernoteが従来の「ベーシック」と「プレミアム」の間を埋める新プラン「プラス」を追加しました。
また、従来1GBだった「プレミアム」の月間アップロード容量の制限をなくし、1ノートあたりの最大容量も拡大されました。
「プラス」は月額240円または年額2,000円。「プレミアム」はお値段据え置きの月額450円または年額4,000円です。
Evernoteの新有料プラン「プラス」
突然の新プラン追加です。
プランごとの機能は次の図のようになっています。
「プラス」は従来の「プレミアム」から次の機能を省いたものとなります。
- Office文書や各種ファイルの中まで検索
- ノートをプレゼン資料に即変換
- 添付のPDFファイルに注釈を追加
- 名刺をスキャンしてデジタル化
- ノート履歴にアクセス
- 自分のノートに関連深いコンテンツを表示
- 1つのノートの最大サイズ(プラスは50MB。従来のプレミアムは100MB)
「ベーシック」プランで一番のネックになるアップロード容量が「プラス」では改善されているのが大きいです。
あとはオフラインノートが便利でしょうか。
「プレミアム」はアップロード容量が無制限に. 1ノートの最大容量も拡大.
既存の「プレミアム」はお値段据え置きのままアップロードの容量制限がなくなりました。(従来は100MB)
また、1つのノートの最大サイズが100MBから200MBに拡大されました。
これまでEvernoteはプランごとに1ヶ月あたりのアップロード容量の制限はありましたが、トータルのアップロード容量に制限はありませんでした。今回の変更でもトータルのアップロード容量については特に述べられていません。
試していないのですが、これって使いようによっては容量無制限のオンラインストレージとして使えるんじゃないでしょうか。
ノートを作ってそこにどんどんファイルを貼っていけばファイルをアップし放題です。面倒だけど。
「プラス」は月額240円/年額2,000円. 「プレミアム」は据え置き.
「プラス」の料金は月額240円、年額なら2,000円です。
「プレミアム」は月額450円、年額4,000円に据え置きです。
「プラス」は「プレミアム」のほぼ半額。
これはユーザーとしてはありがたいですが、「プレミアム」から「プラス」に流れちゃう人がけっこう多いんじゃないですかね。
ちなみに、お膝元のアメリカでの「Plus」の料金は月額3ドル(約360円)、年額25ドル(約3,000円)だそうです。高い。
プランごとの詳細な比較表は下記のリンク先にあります。
Evernote「私にはどの Evernote 製品が向いていますか?」
「プラス」は思いがけないサービスプライス
いきなり発表された「プラス」プランの追加ですが、「ベーシック」では飽きたらないけど「プレミアム」はちょっと高いというミドル級ユーザーにとってはとてもありがたい施策です。
容量不足に悩んでいる「ベーシック」ユーザーの有力な選択肢になりそうです。