M.2 SATA SSDを複数台格納できるNASケースというのがあるのを知りました。
めっちゃ楽しそうです。
お金があればすぐにも試したいのですが…
SSD NASが楽しそうな話
M.2 SSDを4台搭載できるNASケースがあると教えてくれたのはこちらの記事でした。
リンク:近未来のNASを先取り、オールSSD+10GbE+小型化でどれだけ便利になるのか試してみた(AKIBA PC Hotline!)
QNAPから出ている10GbE対応NASケース「TBS-453DX」とSamsung 860 EVOのM.2 SATA接続タイプ 2TBx4台を使って、超高速NASを作っていろいろ試そうという内容です。
4台の860 EVO(容量は各2TB)でRAID 0またはRAID 5のボリュームを作って10GbEネットワークに接続してパフォーマンスを測定していますが、SSDの高速性とRAIDの高速性と10GbEの高速性をいかんなく発揮して、なんとPCに内蔵したHDDを軽く上回るパフォーマンスを叩き出しています。だいたい内蔵HDDの4倍くらい速い!
SATA接続の内蔵SSD(RAIDでない)をも上回るスピードです。
LANとはいえネットワーク越しでこんなスピードが出るというのはこれまでの常識を完全に超えていて、これならますます内蔵ストレージの重要性は薄れるし、内蔵ストレージを増やすコストがあるならその分でLANや端末(主にPCですね)を10GbEに対応させる方がいいということになると思います。
しかし、お値段に問題がある
さて、上の記事で紹介されているNASケースがこちら。
そして、SSDドライブは同じモデルが見つからなかったので手軽に手に入りそうなのはこちら。
ケースとSSD4台の総額は、記事作成時点でおよそ19万円です。
さらに、自宅のWi-Fiルーターを10GbEとWi-Fi 6対応のものに置き換えると約4万円。
デスクトップPCにPCI接続の10GbEインターフェースを追加すると、安くても8,000円からスタートです。
と、20万円を軽くオーバーする規模の出費が見込まれるということで、まさに記事タイトルどおりの近未来の環境といった風情です。2〜3年待てば庶民にも手が届くような値段になるんでしょうか?
資金に余裕がない私の場合、NAS部分をいったん諦めて、当面はPCにSATA接続のSSDを4台内蔵し、それをRAID化するくらいが関の山でしょうか。それでも10万円オーバーではあるのですが…
未来、早く来て。