Apple Musicに登録すると、ローカルのiTunesライブラリにある曲でApple Musicに無い曲はiCloudミュージックライブラリにアップロードされ、iTunesライブラリの曲すべてをオンラインで聞けるようになります。
そこで気になるのはiCloudミュージックライブラリにどのくらいの曲数をアップロードできるのかということです。
容量が足りなくて少ししかアップロードできないんじゃしょうがないので。
私の場合、少なくとも58GBくらいはアップロードできた模様です。
iCloudミュージックライブラリにアップロードされた容量を計算してみよう
先に投稿した下の記事の中で、iTunesライブラリからiCloudミュージックライブラリにアップロードされる曲数を数える方法を紹介しました。
この方法で、私のiTunesライブラリからiCloudミュージックライブラリにアップロードされる曲数は6341曲とわかりました。
さて、Apple Musicのストリーミングは最大256Kbpsで行われるといわれています。
TechCrunch「The Strengths And Weaknesses Of Apple Music」
http://techcrunch.com/2015/06/08/no-sound-investment/#.h5jcch:mDs1
今回のアップロードも256Kbpsに変換されて行われると仮定し、さらに私のライブラリからアップロードされる曲の長さの平均が5分間だと仮定すると、アップロード容量は次のようになります。
ギガバイトに直すと次のようになります。
つまり、私の例では58ギガバイト程度のアップロード容量が必要ということです。
そして、実際に私のライブラリにあった曲のほとんどはオンラインで聞けるようになっていますので、58ギガバイト程度はアップロードできるということになります。
ちなみに、今回使ったiTunesライブラリはすべてApple Losslessでエンコードしており、今回仮定した256Kbpsを下回るビットレートのものは含まれていません。
制限は容量ではなく曲数で行われるのかも
iTunes Matchでは、iTunesライブラリにある曲がiTunes StoreにもあればiTunes Storeから、iTunes Storeに無ければiCloudにアップロードしたものを、オンラインで聞くことができます。
Apple「iTunes Match。あなたの音楽全部を、いつでもどこでも。」
https://www.apple.com/jp/itunes/itunes-match/
マッチングの相手がiTunes StoreかApple Musicかの違いはあるものの、やっていることはApple Musicのアップロードと同じようなことです。
さて、iTunes Matchではアップロードの上限は容量ではなく曲数で制限されています。
現時点では2万5,000曲。iOS 9が出たら10万曲になると言われています。
ITMedia「Apple、「iTunes Match」の保存曲数上限を4倍の10万曲へ(iOS 9で)」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/29/news064.html
以下は推測に過ぎませんが、Apple Musicでもアップロードの制限は容量ではなく曲数であり、それはiTunes Matchと同じ2万5,000曲(将来は10万曲)と考えて良いのではないでしょうか。これらを2つのサービスで区別する必要性を感じないからです。
というわけで、10万曲はおろか2万5,000曲にも遠く及ばないライブラリを持っている私は安心してApple Musicを使いたいと思います。