2016年のアメリカ大統領選挙の際、Facebookユーザー8700万人分のデータが不正に入手され、選挙活動に利用されたとされる問題で、自分の情報が問題の会社に渡ったかどうかを判別する方法が用意されました。
今更ではありますが、一度確認してみましょう。
ケンブリッジ・アナリティカに自分のFacebookユーザーデータが吸い取られたかどうか確認する
この記事を読んでいる方でアメリカ大統領選挙に関係する方は少ないと思います。しかし、今回の問題でケンブリッジ・アナリティカが利用したデータは、元は別の目的で収集されたデータを不正に流用されたものらしいので、もし自分の情報が漏れていれば、今後別の目的に使われないとも限りません。気になりますね。
というわけで、自分のデータが取得された恐れがないかを確認してみましょう。
手順は簡単。Facebookにログインしている状態で、Facebookによって用意された下記のページにアクセスするだけです。
リンク:Facebook「自分の情報がケンブリッジ・アナリティカ社に共有されたかどうかの確認方法はありますか。」(https://www.facebook.com/help/1873665312923476)
アクセスすると次のような画面が表示されます。
確認するのはこの部分。
上の例ではケンブリッジ・アナリティカに共有された情報はないと表示されています。一安心です。
今回の問題では、上の画面にも表示されている「This Is Your Digital Life」というFacebook上のアプリが、それをインストールしたユーザーと、そのユーザーのFacebook上の友達の情報を取得したことが発端になっていて、上のページの判定結果は自分や友達が「This Is Your Digital Life」を使っていたことがあるかに基づいて表示されているようです。過去に友達だったけど今は友達ではない人が、友達だった頃にこのアプリを使っていた場合が考慮されているかどうかはわかりません。
今後はFacebookの仕様が変更されて、上のアプリのように情報を取り放題というのは難しくなるようですが、怪しいアプリはインストールしないように心がけた方がいいことには変わりありません。アプリのインストールには十分注意しましょう。
以上、ケンブリッジ・アナリティカに自分のFacebookユーザーデータが吸い取られたかどうか確認する方法についてでした。
リンク:Facebook「自分の情報がケンブリッジ・アナリティカ社に共有されたかどうかの確認方法はありますか。」