「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case 交換プログラム」が面倒な話と製造月の確認方法

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iPhone XR - 4 Apple

約1年前に購入したiPhone XRをまだ使い続けています。

海外キャリアのeSIMを登録したために簡単には機種変更できなくなり、やむなくiPhone 11シリーズをスキップする格好になりました。

で、同じ個体を長く使っているとトラブルにも見舞われやすくなるもので、つい先日AppleからSmart Battery Caseの無償交換プログラムが発表されたのですが、その手順が面倒だという話です。


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iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case 交換プログラム

2018年秋に発売されたiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR用の純正バッテリーケース「Smart Battery Case」の一部で正常に充電できなくなる可能性があることが判明し、対象となる製品が無償で正常なものに交換されることになりました。

リンク:iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case 交換プログラム(Apple)

対象となるのは同製品の2019年1月~10月に製造されたものです。


プログラムの適用対象かどうか実機検査で検証

交換はAppleの正規サービスプロバイダまたはAppleストアの店頭で行われます。

そして、上にリンクしたプログラムの説明ページには交換手続きについて次のように書かれています。

なお、交換手続きの際にお客様の Smart Battery Case を実機検査し、本プログラムの適用対象かどうかを検証させていただきますので、あらかじめご了承ください。

つまり、わざわざ時間を作って店頭へ出向いた上、「あなたのケースは交換対象ではありません」と追い返される可能性があるということです。

シリアル番号の確認は視力勝負

無駄足を避けるために、自分のSmart Battery Caseが「2019年1月~10月に製造されたもの」かどうかを確かめようと、ケースのシリアル番号をチェックしてみました。

シリアル番号はケースの内面に刻印されています。

こちら。

iPhone XR Smart Battery Case - 1

Smart Battery Caseの内側はiPhoneに傷をつけないように起毛素材でできています。そのせいで、光の状態によっては読みづらいかもしれません。順光で写真を撮って拡大して確認するのがおすすめです。

シリアル番号では製造月はわからない

シリアル番号がわかったので、こちらのページでこの個体の情報をチェックしてみます。

リンク:保証状況とサービス期間を確認する(Apple)

しかし、表示されたのはこんな情報のみ。

iPhone XR Smart Battery Case - 2

製造月はおろか、購入日もわかりませんでした。

製造月らしき情報は箱にひっそり書かれていた

私がSmart Battery Caseを買ったのは2019年1月なので、ぎりぎり今回のプログラムの対象になる可能性があります。

でも、手元の情報では製造月はわからないし、今のところ充電もうまくできているし、銀座のAppleストアまで無駄足になったら嫌だから、今回のプログラムはなかったことにしようかと思ったのですが、最後の抵抗で押入れのダンボールからSmart Battery Caseの箱を発掘しました。

すると、箱の裏に貼られたステッカーにこんな表記が。

iPhone XR Smart Battery Case - 3

タイ語の下に「22-01-2562」とあります。

タイ語はよくわかりませんが、カッコ内の「วัน-เดือน-ปี」は「ワン – ドゥアン – ピー」と読めるので、おそらく「日-月-年」だというのだけはわかります。
タイでは年を仏暦で数えるので、2562から仏暦と西暦の差分である543を引くと、2562 – 543 = 2019!つまり、この個体は2019年1月22日にゆかりがあるものだということです。

ついでに、その下のベトナム語らしい表記「Năm Sản Xuất」をGoogle翻訳に入力してみると、「製造年」と書かれているようです。
製造年は「01-2019」。「01」が1月なのか第1四半期なのかその他の意味があるのかよくわかりませんが、ともかく2019年製造と考えてよさそうです。

2019年1月に購入した個体で2019年に製造されているものなら、「2019年1月~10月に製造されたもの」という条件は確実に満たしています。

というわけで、私のSmart Battery Caseは交換プログラムの対象らしいとわかりました。

あとはGenius Barを予約してAppleストアへ向かうだけです。


不具合の修正くらいもうちょっと丁寧に対応してほしい

以上、Smart Battery Caseの交換プログラムを利用するのが面倒だという話でした。

製品の不具合は完全にApple側の落ち度なので、ユーザーがわざわざ店に出向かなければならない時点ですでに腑に落ちないものがあるのですが、その上無駄足の可能性があるというのは、もうちょっとどうにかならないのかと思わざるをえません。

せめてシリアル番号から交換対象かどうか判断できるくらいにはしてほしかった。

ともあれ、iPhone XS / XS Max / XR 用のSmart Battery Caseをお持ちの方は参考になさってください。

リンク:iPhone XS Smart Battery Case(ビックカメラ)icon
リンク:iPhone XS Max Smart Battery Case(ビックカメラ)icon
リンク:iPhone XR Smart Battery Case(ビックカメラ)icon


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