MicrosoftがOneDriveの改悪を発表してしばらく経ちました。
この間、ユーザーからの怨嗟の声がMicrosoft宛に大量に届けられた結果、懐柔策が提案されました。
2016年1月末までにある手続きをすれば無料で使える容量が減らされずに済みます。
OneDrive改悪のおさらい
来年の早い時期に実施されるというOneDriveの改悪の内容は次のようなものです。
- Office 365ユーザーの容量上限を無制限から1TBに引き下げ
- 無料プランの容量を15GBから5GBに引き下げ
- カメラロールのボーナス15GBを廃止
- 100GBと200GBの月額プランを廃止し、割高な50GBプランを追加
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://kiritsume.com/onedrive-changes/
さて、この措置に対してuservoice.comに「俺たちのストレージを返せ」というトピックが立てられ、これに賛同する投票が、この記事を書いている時点で7万2,455票も集まっています。
みんな怒ってる。
uservoice.com 「OneDrive – Give us back our storage」
https://onedrive.uservoice.com/forums/262982-onedrive/suggestions/10524099-give-us-back-our-storage
これに対してMicrosoftのDouglas Pearceさんは、ある手続きをすることで既存の無料プラン(15GB)とカメラロールのボーナス(15GB)を使い続けられるというオファーをされています。
無料プランの15GBとカメラロールボーナスの15GBを使い続けるための手続き
無料プランとカメラロールボーナスの合計30GBを使い続けるためには、次の手順を行う必要があります。
まず、こちらのリンク(http://aka.ms/onedrivestorage)を開きます。
リンク先のページで「Keep your free storage」をクリックします。
Microsoftアカウントにサインインしていない場合はサインインを求められるので指示に従ってサインインしてください。
以上の手続きを2016年1月末までに行うことで、無料の15GBと、カメラロールのボーナスが適用されている場合はさらに最大15GB、合わせて最大30GBを今後も使い続けることができます。
Microsoftもこの程度の譲歩は想定済みという感じがして悔しいですが、ともかくこの手順を行えばこれまで無料で使えていた分は引き続き使い続けられるので、ひとまず乗っておくのが良いかと思います。