HTCの握ると反応するフラッグシップ・スマホ「HTC U11」の日本向けの販売が始まっています。
台北のお店で実際に触ってきたときの写真も交えつつ紹介します。
HTC U11のおさらい
HTC U11は5月に発表されたばかりのHTCのフラッグシップモデルで、プロセッサーにQualcomm Snapdragon 835を採用し、本体を握る操作でカメラ機能を起動したりシャッターを切ったりできる全く新しいUI「EDGE SENSE」を備えているのが特徴です。
主な仕様は次のとおり。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
CPU | Snapdragon 835 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 5.5インチ、2560 x 1440ピクセル |
カメラ | フロント:16Mピクセル(画角150度)、リア:12Mピクセル(5軸光学手振れ補正、デュアルピクセルAF) |
バッテリー | 3000mAh |
インターフェース | USB Type-C、microSDXC |
防水・防塵 | IP67 |
その他 | ノイズキャンセリング対応イヤフォン同梱、クリアケース同梱 |
発表時の説明ではノイズキャンセリング対応の有線イヤフォンが同梱されているということでした。実にお得です。
EDGE SENSEを試してみた
Computex 2017で台北を訪れたときに、台北の秋葉原「光華商場」周辺へ行ってみたのですが、そこのHTCショップにはHTC U11が展示されていました。
早速EDGE SENSEを試してみましたが、発表会やプロモーションビデオから受けたイメージ(握ると本体が多少なりともたわみそうな)とは違って、本体はしっかりソリッドなままセンサーが反応してくれます。
ホーム画面で握るとカメラが起動して。
もう一度握るとシャッターが切れます。画面下側の左右に青い弧が表示されて、センス状態がわかるようになっています。
私はiPhone 7を使っていて、上の写真もそれで撮ったものですが、片手が塞がった状態で反対の手に持ったスマホのシャッターを切るのって、iPhone 7のような今となっては小さめの機種でもけっこう大変なものです。
HTC U11ならその部分が完全に改善されるので、片手で写真撮るのって大変だと感じている人々にとって嬉しい機種なんじゃないでしょうか。
なお、EDGE SENSEはカメラ機能以外にも便利に使えます。詳しくはこちらで。
HTC U11が発売中(一部は仮予約受付中)
さて、そんなHTC U11が日本からも手に入る状態になっています。
海外のSIMフリースマホを日本向けに発送してくれるイートレンでは、RAM 6GB / ストレージ 128GBの上位モデルが販売中、RAM 4GB / ストレージ 64GBの下位モデルが仮予約受付中となっています。
リンク:HTC U11(イートレン)
色はブラック、シルバー、ブルーの3色です。
また、同じく海外SIMフリースマホ販売のエクスパンシスでも、上位モデルの仮予約受付が始まりました。色はブラック、シルバー、ブルーのほかにホワイトもあります。
リンク:HTC U11(エクスパンシス)
価格は上位モデルでおよそ8万円。送料や輸入消費税を加えると8万3,000円〜8万5,000円といったところです。
発売直後のハイエンドモデルとしては意外とお求めやすい価格です。
両店とも仮予約商品は入荷予定が明らかになった時点であらためて購入の意思確認が行われ、そこでキャンセルしてもペナルティはありません。
というわけで、HTC U11が発売になったという話題でした。ぜひEDGE SENSEを体感してみてください。