しつこくiPadOSを使い続けています。
バージョンが13.1に上がってから二度目のリリースであるPublic Beta 2を試しました。
正式リリースに間に合うのか?
iPadOS 13.1 Public Beta 2 の状況
iPadで動作するOSで正式にリリースされているものの最新版は12.4.1ですが、これに代わるiPad専用OSとして開発されているのがiPadOSです。
現在はβ版として開発者やβ版の利用を申請(Apple Beta Software Program)したユーザーにのみ配布されています。
私は開発者登録していないのでApple Beta Software Programで配布されたものを使っています。
その最新版、バージョン13.1 Public Beta 2の状況について。
日本語入力のバグは相変わらず
iPadOSの日本語入力はiOSと比べて格段に進化しており、仕様的にはほとんどPCやMacと同じように使えるレベルになっていると感じます。
しかし、実装面ではバージョン13の当初から見られるバグがいつまでも放置されていて、実際に仕事で使い物になるかというとかなり疑問。
そのバグというのは次の二点です。
- 日本語入力中に変換のためスペースバーをタイプすると空白文字が入力されることがある
-
日本語入力中に確定のためEnterキーをタイプすると改行されることがある
いずれもiPad Pro 2018の純正Smart Keyboard Folioを使って確認できる現象です。
当初と比べて発生頻度が下がっているような気がしないこともありませんが、当ブログのような1記事2,000文字前後の文章を書く間にも何度も再現する程度の頻度で、とてもストレスフルです。
外付けドライブの大量データコピーもとくに改善なし
iPadOSで最も期待されている機能のひとつに、LightningやUSBで接続する外付けドライブへの対応があります。
iOS時代からサポートされていたカードリーダーからの写真・動画の読み込みだけでなく、USBメモリーやUSB SSD/HDDにも対応し、書き込みも可能になるという機能です。
個人的にはこの機能を使って、外部のカメラで撮影した映像の素材をカードリーダー経由でiPadにインポートし、編集後に素材・編集済み映像・編集プロジェクトをまとめてUSB SSDにエクスポートする、という使い方ができるのではないかと期待している項目です。
しかし、バージョン13 Public Beta 1からずっと、大容量データの書き出しが全く安定せず、思ったように使えたことは一度もありません。
新型iPadのリリースは来月にずれ込むんじゃないか?
iPhoneやiPadの新機種などが発表されると言われている今年のApple Special Eventは9月10日(日本時間では9月11日)に開催されます。
例年のスケジュールに従うなら、その1週間後に新機種が発売され、そこには新しいバージョンのOSが搭載されるはずです。既存機種のOSアップデートもそのタイミングで始まります。
だとすれば、iPadOSの改善のために残された時間はもうほとんどありません。
自分が開発の現場にいたら「いや、もう無理っしょ、間に合わないっしょ」と諦めているレベル。
ということで、iPadOSのリリースと新型iPadの発売は10月になるんじゃないかと思い始めています。
ともあれ、バグを除けばすばらしい改善ばかりのiPadOS、なんとか形にしてほしい。今後も見守っていきます。