今回の旅行、飛行機の中や外出先のカフェ等で無理なく作業できるようにiPad Pro(Smart Keyboard FolioとApple Pencil付き)を持ってきました。
で、iPadOSでキーボードショートカットが進化したような気がするので、ちょっぴり紹介します。
iPadOSにしたらキーボードショートカットが充実した?
iPadOSが正式にリリースされたのは9月の終わりが近づいた頃でした。
外部ストレージへの対応とか、アプリのマルチインスタンス対応とか、macOS Catalinaと組み合わせたデュアルディスプレイ(iPadがMacのサブディスプレイになる)などに注目が集まっていたように思いますが、その他にも地味に進化した部分があります。
たとえば、外部キーボード(Smart Keyboard Folioを含む)を利用したときの日本語入力システムがかなりPC/Macライクになりました。まだちょっとバグが残っていますけど、以前よりもずっと使いやすくなったのは間違いありません。
そして、おそらく外部キーボードを使った操作のショートカットも充実した様子です。
Smart Keyboard Folio + Safariで快適ブラウジング
ずっと前に2018年モデルのiPad Proを紹介したとき、その頃のOSはまだiOSでしたが、ブラウザーのSafariではキーボードショートカットがほとんど使えなかったような記憶があります。
で、さっきSafariを触っていたときに気まぐれにキーボードショートカットをいくつか試してみたところ、ちゃんと動作するじゃないですか!
iPadOSでは、アプリが表示されている状態でキーボードのCommandキーを長押しすると、利用できるキーボードショートカットが表示されます。
これです↓
Safariのショートカットを全部表示させてみるとこうなります。
やりたいことはもはやなんでもできる勢い。というか、種類が多すぎて操作を覚えるのがたいへんなレベルで充実しています。
私としてはページの進む・戻るとタブ操作くらいできれば御の字だと思っていたのですが、この充実ぶりはどうでしょう?
そして、ここには表示されていませんが、YouTubeの動画を再生しているときにスペースバーを押すと一時停止と再生のトグル、そして矢印の左右で5秒スキップ(戻る・進む)も可能です。
iPad + 外部キーボードの便利さを再評価するべき
というわけで、iPadとキーボードの組み合わせの便利さを再発見してしまいました。
今回はMacBook Pro 15インチモデルをメイン環境として、iPad Proをサブ機兼Macのサブモニターのつもりで持ってきたのですが、やっぱり15インチを毎日持ち歩くのは肩や腰への負担が大きいです。
iPad Proならキーボード付きでも気軽に持ち出せるので、面倒なときはiPad Proだけ鞄に放り込んで出かけたりもするのですが、やはりこの身軽さは捨てがたいです。
持ち出してはみたもののまったく作業しなかったような日にも、iPad Proなら「重いもの持ち出したのに無駄だった」という徒労感はありません。
そんなこんなで、iPad Proと物理キーボードの組み合わせは素晴らしいですよという話でした。
ぜひお試しあれ。