【レビュー】「Amazon純正 Kindle保護カバー」の質感・使い勝手・保護性能

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Kindle (7th gen) genuine cover 4 Amazon
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Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」を使っています。

Kindleシリーズには様々なアクセサリーが発売されていますが、今回はKindle(無印)用の本体カバー「Amazon純正 Kindle保護カバー」をレビューします。

Kindleを傷や破損から守りつつ、操作性がアップします。


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Kindle(無印)用「Amazon純正 Kindle用保護カバー」の概要

無印のKindle用に用意されているAmazon純正の保護カバーは、この「Amazon純正 Kindle用保護カバー」のみです。

色は「カイエンオレンジ」「シトラス」「パープル」「ピンク」「ブラック」「ブルー」の6色があります。

素材はポリウレタン製で、上位モデルのような本革の設定はありません。

ふたを開くとKindleのスリープ状態を解除し、閉じるとスリープ状態へ移行する機能があります。

ふたの裏側にはマイクロファイバーのシートが貼られていて、画面に傷がつかないよう配慮されています。

価格は3,680円(税込. 記事執筆時点)で、Kindleシリーズの純正カバーの中では最も手に入れやすい価格設定となっています。


「Amazon純正 Kindle用保護カバー」のレビュー

それではレビューしてまいります。

今回用いるのはブラックのモデルです。

外観と手触り

ふたと背面は同じ素材で作られています。
Kindle (7th gen) genuine cover 1

ふたの右下に「amazon」のロゴが浮き彫りされています。
Kindle (7th gen) genuine cover 2

ふたと背面は背表紙の部分で連結されています。
Kindle (7th gen) genuine cover 3

表面には細かい凹凸が施されていて、手触りは指に吸い付く感触です。
Kindle (7th gen) genuine cover 4

Kindleを単体で持つ場合と比べると、手を滑らせて落としてしまう危険はずっと小さくなるでしょう。

ふたの裏側にはマイクロファイバーの生地が貼られていて、中央上段に大き目の「amazon」ロゴが型押しされています。
Kindle (7th gen) genuine cover 5

カバーの側面と内側は表面・背面と比べるとつるっとした素材でできています。
Kindle (7th gen) genuine cover 6
Kindle (7th gen) genuine cover 7

側面には内側に向かって角度がつけられています。
Kindle (7th gen) genuine cover 8

Kindle本体の側面にも同じ角度がついていて、Kindle本体をカバーに収めたときにぴったりフィットして外れにくいようになっています。
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底面にはスリープボタンとmicro USBポートにアクセスできるよう切り込みが入っています。
Kindle (7th gen) genuine cover 19

Kindleをカバーに収めるとこのようになります。
Kindle (7th gen) genuine cover 9

ふたは折り返すことができるので、カバーをした状態でも片手でKindleを持つことができます。
Kindle (7th gen) genuine cover 10

重さと厚み

カバーを取り付けたKindleは、単体のときの「すっごい軽い」という感じではなくなります。
新書2冊分くらいの感じ。

厚みもふたが分厚いせいでけっこう増えます。300~350ページの文庫本クラスです。

Kindle (7th gen) genuine cover 11

保護性能なりのサイズアップ・重量アップはあります。

ふたの開閉でKindleのスリープ状態を制御できる

Kindle本体にはカバーのふたの開閉を検知する仕組みが内蔵されており、カバーを開けるとスリープ状態を解除し、カバーを閉じるとスリープ状態へ移行するようになっています。
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Kindleのスリープボタンは本体の底面にあります。カバーなしの場合はスリープへの移行と解除のたびにこのボタンを押す必要がありますが、これが若干押しづらいです。
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というのは、Kindle本体のベゼルは下側が広くなっているので、本体を持つときには中央よりも下を支える持ち方になるのですが。
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この状態で本体底面にあるボタンを押して上向きに力を加えるのは、手が滑ってKindleを落としそうで不安なのです。
このため、ボタンを押すときにはKindle本体を持ち直すなど、気をつかうことになります。

純正カバーを使えばボタンを押す必要がなくなるので、スリープへの移行と解除をストレスなく行えるようになります。

保護性能は必要十分

純正カバーを使えば、Kindleのすべての面が外部から保護された状態になります。

カバーはKindle本体にしっかり取り付けられて容易には外れない構造なので、カバーのふただけを持った状態でもKindle本体が脱落して落下するリスクは小さそうです。
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カバーにKindleをセットすると、Kindle本体の表面がカバーの側面よりも高くなります。
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このため、カバーを取り付けていても、ふたが開いた状態で落下して、Kindleの画面を下にして地面に激突した場合には、Kindleへのダメージは避けられないと思います。

とはいえ、カバー表面の滑りにくさと、電源ボタンを押す必要がなくなりKindleを不安定な状態で持たずに済むことから、Kindleを取り落とすリスクが小さくなりそうなので、あまり心配する必要はないように感じます。

ちょっと気になる点 ~ ふたがパカパカする

Amazon純正 Kindle用保護カバーはふたを閉じた状態で保持する機能はありません。

Kindleを立てるとこのようにふたが開いてしまいます。
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Kindleを鞄に入れる場合はふたが開かない向きに入れるなど配慮が必要です。

気になる場合はモレスキンのノートのようなゴム紐を取り付けるといいかもしれません。


まとめ ~ 必要十分な保護性能とスリープ連動の利便性が○

「Amazon純正 Kindle用保護カバー」はKindleの全面を保護できるポリウレタン製の保護カバーです。

Kindle本体にかなりしっかり固定できるため不意に外れてしまう心配がなく、また、表面の凹凸のおかげで滑りづらくなっているためKindleをカバーごと取り落とすリスクも小さくなります。

さらに、カバーのふたとKindle本体のスリープ機能が連動するため、Kindle単体でスリープボタンを押す必要がなくなります。このこともKindleを落としてしまうリスクの低減につながります。

Kindle単体で使う場合よりも厚みと重さが増してしまいますが、保護性能とのトレードオフなのでしかたないと納得できるレベルです。

ふたを閉じたまま保持できない点がやや不満ですが、大きな欠点ではありません。使い手の工夫で改善できる程度だと思います。

Kindle本体の安さを考えるとやや高めと感じる価格に納得できれば、手に入れて損はないでしょう。

以上、「Amazon純正 Kindle用保護カバー」のレビューでした。

リンク:Amazon純正 Kindle用保護カバー ブラック
リンク:Amazon レビューを見る


Kindleシリーズのレビュー記事をまとめてあります。よろしければどうぞ。
https://kiritsume.com/amazon-kindle-articles

また、Kindleシリーズの本体とオプションについては下のページにまとめてあります。レビューへのリンクもありますので合わせてご覧ください。
https://kiritsume.com/amazon-kindle-summary


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