CD付き語学教材を動画にして「ながら勉強」対応させた話

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CD付きの語学テキストのように書籍と音声がセットになった商品は、机に向かってがっつり勉強するときにはとくに困らないのですが、他のことをしながら勉強もしたいという「ながら勉強」にはあまり向きません。

とくに語学教材のように何度も繰り返し学習して記憶に定着させなければならないものの場合、なるべくシチュエーションを選ばずに利用したいものです。

今回はとあるCD付き語学テキストを動画形式に編集し直していつでもスマホで見られるようにした話です。


CD付き語学テキストを動画化したい

今回動画にしたのはこのテキスト。


タイ語レッスン初級 1

何年か前に買って書籍は自炊で電子化し、CDはリッピングでデータ化したものの、ほとんど学習せずに放置していたものです。

自炊・リッピングしたデータはクラウドストレージに置いてあったので、旅先からでもアクセスできました。

音声を聞くだけの学習はちょっと厳しかった

どうしてこのテキストを動画化したいと思ったかという話ですが…

わたしはこれまで1か月ほど、これよりも簡単なこちらのテキストの音声をランニング中に繰り返し聞き続けるという勉強をしていました。


CD付き 文法からマスター! はじめてのタイ語

このテキストは比較的内容がやさしいことにくわえ、CDの音声に日本語訳がセットで入っているため音声だけを聞いていてもちゃんと理解できるので、ほぼ初学の状態からでも聞けば聞くほど理解が深まっていくものでした。

これにたいして、先に挙げたテキストの音声CDはほぼタイ語のみで構成されているため、それだけを聞いていてもわからないものはわからないまま放置されてしまいます。

その分学習できる分量が多いということなのでそのこと自体は問題ではないのですが、ある程度理解が進むまでは「ながら勉強」には向きません。

というわけで、CDの音声を聞きながらテキストの文字情報を画像として見ることができるような動画を作ったらいいんじゃないかと思ったのが話の発端です。

用意したもの

テキストを動画化するために用意したのは次のものです。

  • 書籍の各ページの画像データ
    自分でページ単位にバラしてスキャンした(=自炊した)画像データです。
    たまたまずっと前に自炊したものがありました。

  • 学習用CDをリッピングした音声データ
    学習用CDをiTunesなどでリッピングした音声データです。
    これも以前行ってGoogle Play Musicにアップロードしておいたものをダウンロードしました。

  • パソコンと動画編集ソフト
    画像と音声を合成するだけの簡単な編集なので、機種やアプリの種類は問いません。
    今回は手元のMacBook ProとFinal Cut Pro Xを使いました。

実際の編集作業

実際の作業ですが、動画編集ソフトのタイムラインに書籍の画像とCDの音声を並べ、音声が再生されるタイミングに合わせて該当するページの画像が表示されるように調整をします。

Making a language learning video - 1

スマホの画面で見ることを想定しているので、ページの画像は90度回転させています。

この作業がわりあい面倒で、72分ぶんのタイミングを合わせるのに約2時間掛かりました。

このようにして完成した動画をAppleデバイス用にエンコードして出力し、iPhoneに転送していつでも見られるようになりました。


iPhoneを縦置きにして動画をフル画面で見る方法

さて、このようにして作成した動画をiPhoneで再生するとこうなります。

Making a language learning video - 2

これではページが横倒しだしサイズも小さくて見づらいのでiPhoneを時計回りに90度回転させるとこうなります。

Making a language learning video - 3

サイズは改善しましたがページは横倒しのままでやはり見づらいです。

ここで諦めずにさらに90度時計回りに回転させてiPhoneを上下逆さまの状態にすると、見た目上はこのように所望の表示になります。

Making a language learning video - 4

これで一件落着。トレッドミルのパネルにiPhoneを乗っけてランニングしながら勉強できるようになりました。

タイ語の文法は比較的やさしいと言われているので、語彙を増やすことと耳と口を慣らすことが学習のポイントになるはずです。

走っている間は頭も耳も口も暇なので、この動画でしっかりタイ語を学びたいと思います。

(追記)
ページ全体をスマホの画面で見る方式は(少なくとも運動中には)うまく機能しませんでした。体を動かしながら小さな文字を読むのは厳しかった。
というわけで、ページ内で音声に対応する部分を拡大して表示するように編集し直しました。追加の作業時間は約3時間でした。