Xiaomi Mi Band 5の中国版が届きまして、さっそく使い始めましたが、バッテリーの持ちの悪さが気になります。
これは進化なのか?それとも退化か?
Xiaomi Mi Band 5が届いた
7月10日に注文したあと、およそ2週間を経てようやく我が家へやってきたXiaomi Mi Band 5。
箱はボコボコですが中身はどうにか無事でした。
で、すぐに充電器につないで満充電させたあと、基本的な設定を施して使い始めましたが、ちょっと気になることがあります。
それはバッテリーライフです。
Mi Bandの設定
これまでMi Band 3、Mi Band 4と乗り継いできて培った最適設定は、デフォルト状態から画面の明るさを最大に変更するというものです。
iPhoneとペアリングする場合、画面の明るさはMi Fitアプリではなく、Mi Band本体の設定でのみ変更できます。
明るさは最大450nitsで、Apple Watchの1000nitsには及びませんが、明るい屋外でも表示内容を確認できます。
(明るさよりもむしろディスプレイを覆うガラスへの映り込みが課題だと思います)
明るさのほかはフェイスのデザインを適当なものに変更しています。
さて、この状態で丸一日使った時点で問題が発覚しました。
1日あたりのバッテリー消費量10%?
それはバッテリーの減りがこれまで使ってきたMi Bandシリーズと比べて明らかに早いことです。
1日で10%も消費されています。
初回起動直後は電力消費が多いのかもしれないと、もう1日そのまま使い続けましたが、翌日のバッテリー残量はさらに10%減った80%になりました。
直近で使っていたMi Band 4は同様の設定で3週間以上使えていたので、バッテリーライフはなんと半分以下に悪化していることになります。
慌てて設定を見直し、手首を持ち上げたときに自動でディスプレイを点灯させる機能をオフにしてみましたが、目立った改善は見られません。
Mi Band 5は従来モデルと比べてセンサーの精度が向上し、睡眠のモニタリングでREM睡眠を判別できるようになったり、ストレスレベルの計測ができるようになったりしていますが、そのあおりでバッテリーライフに深刻な影響が出ているのかもしれません。
ディスプレイのサイズアップの影響もありそうです。
公称のバッテリーライフは通常の使い方で14日、控えめな使い方なら20日とされています。
画面の明るさを変更している分短くなるとしても、10日しか使えないとすればちょっと期待外れです。
Mi Band 5用には色違いのバンドまで発注して(まだ届いてないけど)楽しみにしていたのですが、もしこのまま解決策をみつけられなければ、Mi Band 4に回帰することも検討しなければと思っています。
バンド型のアクティビティトラッカーが乱立する中、バッテリーライフの長さはMi Bandシリーズの生命線だと思いますので、Xiaomiさんはそこのところをぜひお忘れなく開発に邁進していただきたいと思う次第です。なんならディスプレイなんてモノクロでもいいくらいです。
というわけで、Mi Band 5への乗り換えを検討中の方はバッテリーライフが短くなるかもしれないことに留意されるといいと思います。
↓こちらは安定のMi Band 4です。