年末年始のクラウドストレージ見直しの折、ストレージ領域を大量に消費している音楽ファイルの処置に困りました。
音楽ファイルはもういらないのでは?という話。
ALACやFLACやAACやMP3が大量に残っている
Apple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスを利用するようになり、音楽CDをほとんど買わなくなって久しいですが(2021年はついに1枚も円盤を買わない年になりました)、手元には以前買ったCDをリッピングしたファイルが大量に残っています。
いま残っているものだけで400GBほどあります。
「ストリーミングで配信されていないのもあるから。それに、配信は圧縮音源だから」という理由で残してきましたが、実際には手元の音源を利用することはほとんどありませんでした。
私がいまメインで使っているパソコンはMacBook Air(M1)のストレージ512GBモデルです。
ここに400GBものライブラリを置いておくことはできません。
しかたないのでファイルはすべて外付けのSSDに保管し(ついでにクラウドにもバックアップを保管し)、「ミュージック」アプリのライブラリの場所としてそのSSDを指定して、音楽を聞くときはわざわざSSDを接続してから聞くという運用になるのですが、じっさいにはそんな面倒なことはやりません。
結果、400GBものファイルが死蔵されることになります。
Apple Musicの配信曲数は公称9000万曲。Spotifyでも7000万曲です。
ここに自分のライブラリのすべてが包含されるわけではないのですが、しかし、聞きたいもののほとんどは配信で事足りるのもまた事実です。
音楽ファイルはまだ配信されていないアーティストやアルバムだけ残しておいてほかは処分するのが現実解ではないかと思い始めました。
Apple Musicはロスレス/ハイレゾ配信が標準に
Apple Musicはすでにロスレス/ハイレゾ配信を始めていて、少なくとも私が聞きたいようなものでロスレスになっていないものは見つけられません。
ロスレスの再生に対応するAirPods Pro 2が年内に登場するという観測もありますし、もう音源はすべてApple Musicにまかせてしまっても良いのではないかと思います。
リンク:Kuo: AirPods Pro 2 to offer Lossless support, new form factor, more(9to5Mac)
少なくとも、手持ちの音源ですでにApple Musicに収録されているものを大切に持ち続ける意味はほとんどなくなったのではないかと。
そうしたデータを保管するコストの代わりに、HomePod miniを2台買ってステレオペアで運用するのが楽しいのではないかと思うようになりました。
手元に残す音源は配信を絶対に許さないアーティストの作品と語学教材だけになりそうです。