macOS Catalinaの正式版がリリースされました。
これまで数週間ベータ版を使ってきた私も正式版に乗り換えたいのですが、ちょっと困った状態になりました。
どうしよう。
macOS Catalinaのベータ版から正式版にアップデートできない?
現在私が使っているmacOSのバージョンは「10.15」、ビルド番号は「19A582a」です。
そして、Wikipedia英語版によると、先日リリースされた正式版はバージョン「10.15」、ビルド番号「19A583」とのことです。
バージョンは同じでビルド番号は正式版の方がほんの少し新しいということです。
この状態でソフトウェア・アップデートをチェックすると、すでに最新版がインストールされていると表示され、アップデートできません。
いちどバックアップを復元してからアップデートするのが正式らしいが
で、AppleのQ&Aによると、ベータ版から正式版に復帰するには、ベータプログラムからデバイスの登録を解除した上で、ベータ版をインストールする前に作成した古いバージョンのバックアップを復元し、その状態からソフトウェア・アップデートするということらしいです。
リンク:Apple Beta Software Program – デバイスの登録解除 パブリックベータの受信の停止(Apple)
しかし、私はいま旅行中で、ベータ版をインストールする前に作成したバックアップディスクは手元にありません。
さて、どうすべきでしょうか?
対応案
安直な方法ですが、現状のデータをすべて外部ディスクにバックアップした上でMacを初期化するのがいちばん安全なような気がします。
Command + Rを押しながら起動して、ディスクユーティリティでディスクを初期化し、ネットワークからmacOSをインストールして初期化。
その後、アプリをインストールし、アカウント等の設定をして、バックアップしておいたデータを戻す、と。
チャレンジ案
上記対応案は最後の手段として、ダメ元で試してみたいのが次の方法。
まず、現状をTimeMachineでバックアップする。
次に、上記対応案の初期化まで行う。
最後に、バックアップからアプリとデータだけを戻す。(または、初期化中にTimeMachineからアプリとデータだけを復元する)
ベータ版でもとくに困ったことはないのですが、正式版では一部機能が取り下げられた(延期された)という話を読んだもので、ちゃんと正式版を使っていた方が良さそうだと思いました。
以上、macOSのベータ版から正式版への復帰が面倒そうだという話でした。