10月2日午後4時(米国東部時間)に開催されるMicrosoftのイベントでは、新しいSurfaceが発表されるともっぱらの噂です。
どんなSurfaceが発表されるのでしょうか。いま語られていることをまとめつつ予想します。
10月2日のイベントで発表されるSurfaceのこと
イベントでは時期的に新しいSurfaceが発表されるに違いないと言われているわけですが、まずは現行のSurface各機種がいつ頃発売されたものかを思い出してみましょう。
各機種の発売日(米国)は次のとおりです。(Surface Hubは除きます)
モデル | 発売日 |
---|---|
Surface Studio | 2016年12月15日 |
Surface Pro | 2017年6月15日 |
Surface Laptop | 2017年6月15日 |
Surface Book 2 | 2017年11月16日 |
Surface Go | 2018年8月2日 |
最も新しいSurface Goが今年8月、そこから新しい順にSurface Book 2、Surface Pro / Surface Laptop、Surface Studioと続きます。
Surface Goのアップデートはさすがにまだ早い(LTE版の追加はあるかも)としても、その次のSurface Book 2でさえそろそろ11か月。プロセッサーのアップデートくらいあってもおかしくありません。
ましてや、Surface ProやSurface Laptopは1年4か月も前なので、そろそろ新しいのを出さないと、最新のプロセッサーを搭載した他社のモデルと勝負できなくなります。
Surface Studio? 今すぐにアップデートしてほしいです。
と、このような背景もあり、メディアでは次のような予想がされています。
今回アップデートの可能性が高いもの
- Surface Laptop
CPUのアップデート、USB-C対応(Thunderbolt 3じゃないの?)と、もしかすると、ブラックバージョンの追加、15インチモデルの追加 -
Surface Pro
CPUのアップデート、USB-C対応(Thund(略))、ひょっとすると、Surface Go的な丸みのある形状への変更 -
Surface Go
当初から予定されていたLTEバージョンがこのタイミングでリリースされるかも
期待しないで待ちたいもの
-
Surface Studioシリーズ
CPUのアップデート、USB-C対応、ベース部分のデザイン変更、より安価な構成の追加、など -
Surface Bookシリーズ
もしかすると、「Performance Base」モデルが発売されるかも
Surface Pro / Surface LaptopのWhisky Lake対応に期待
こうした状況や情報を見ると、今回はSurface ProとSurface LaptopのアップデートとSurface GoのLTE版追加までと見るのが妥当なように思いますが、そうなるとProとLaptopのCPUが何になるのかが気になります。
現在リリースされている13インチクラスのWindowsラップトップで多く採用されているのは、第8世代 Intel Coreプロセッサーシリーズの中で「Kaby Lake R」という開発コードで呼ばれるものです。
Core i5-8250U/8350UとCore i7-8550U/8650Uですね。
同じ第8世代にはより新しい別SKUとして「Whisky Lake」という開発コードで呼ばれるものがあります。(第8世代にはさらに「Amber Lake」というのもありますが、そちらはより低消費電力・低スペックのYシリーズのCPUです)
今回の発表で注目されるのは、このWhisky LakeがSurface Pro / Surface Laptopに採用されるのかということです。
Whisky Lakeでは、USB 3.1 Gen2のコントローラーや、Wi-Fi・BluetoothのコントローラーがCPUパッケージに内蔵されているため、それらを別に実装しなくて済む分だけコスト削減ができ、そのコストをThunderbolt 3 コントローラーを搭載するのに振り向けてくれたりしないかなと、期待が広がります。
というわけで、今回の発表はSurface ProとSurface LaptopのCPUと、インターフェースの変化に注目して見るのが、正しい楽しみ方ということになるかと思います。
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