楽天モバイルをメイン回線にしてもうすぐ1年。
まだまだ使い続けるつもりです。
楽天モバイルの利用料金は1,082円前後で安定
楽天モバイルの料金プランは0円スタートの階段式。
通信容量を1GB以内にし、通話・SMSをRakuten Linkアプリから行えば本当に0円で維持できます。(※iOSではRakuten LinkによるSMS送信はできません)
実際に使ってみると、自宅にWi-Fi環境があるという前提で、緊急事態宣言中のほとんど外出しない生活なら0円も可能だったし、その後も自宅から仕事をする限りは3GBを超えることはありませんでした。
3GBを超えたのは引っ越しのため自宅のネット回線が一時的に使えなくなった月の一度だけです。
楽天モバイルは自社回線の展開が間に合っていないエリアでは「パートナー回線」としてKDDI(au)の回線を借りて運用していて、ユーザーがパートナー回線を利用できる容量は毎月5GBまでという制限がある(それ以上使うには追加料金が必要)のですが、上記のように3GB近辺で済んでいる限りこの制限はそれほど気になりません。
今後は少しずつ海外に出かける機会も増えるわけで、海外でも2GBまでは無料で利用できる楽天モバイルはいよいよ私向けのキャリアとして本領を発揮してくれそうです。
ということで、2022年1月は1,081円/月。2月も3GBに収まりそうなので引き続き同程度の費用になります。
サービス開始当初の1年間無料キャンペーンも、その後始まった3か月間無料キャンペーンも終わってしまいましたが、それでもまだまだ選択肢になり得るサービスだと思います。
楽天モバイルのちょっと困ったこと
そんな楽天モバイルについて、いちおう留意しておいたほうがいいポイントを列挙しておきます。
主にiPhoneユーザー(それもiPhone 12より古いモデルのユーザー)として気になっていることです。
- まだまだパートナー回線依存度が高い
楽天モバイルは先ごろ人口カバー率96%を達成したと発表しましたが、私の利用環境では月間の通信容量にして80〜85%はパートナー回線に繋がっています。
行動範囲は(エリアマップ上は)完全に楽天回線エリア内なのですが。 -
ときどき信号が弱い
自宅にいる間はずっとパートナー回線に繋がっていて、その間アンテナピクトは全点灯ですが、ちょっと外へ出ると1〜2本をうろうろして安定しないときがあります。
稀にradikoやSpotifyのストリーミングが止まってしまうようなことも。 -
Rakuten Linkが微妙に使いづらい
Rakuten Linkは無料通話を担う大切なアプリです。
このアプリ、通話画面を開いてもすぐにはプッシュボタン画面にならず、通話履歴や連絡先が表示されていて、新規の番号に掛けるにはプッシュボタンを表示するためにワンタップ余分の操作が必要です。
私の使い方ではちょっとまどろっこしいです。
私の環境ではその他の(主に料金面の)メリットがこれらの困りごとを大幅に上回っているので使い続けていますが、いくらかお金を払ってでも欠点の少なさを優先される方は既存の3キャリア(またはそのサブブランドやそれらの回線を使うMVNO)を検討されるといいでしょう。
ということで、私の楽天モバイルは引き続き1,000円少々で使えている話でした。