この2週間ほど(というか、Surface Laptopの発表から数えれば1か月半ほどになりますが)、PC(Macを含む)の入れ替えについて、ああでもないこうでもないと堂々巡りの検討を続けてきましたが、最終的にはMacBook Proに落ち着きました。
決めてになったのはお買い得感。
Surfaceシリーズは実機をゆっくり見られないのがきつかった
当初はSurfaceシリーズを検討していましたが、日本での発表後も実機を自由に見られる環境がなく、また、Surface Proの新しいタイプカバーは本体よりも後に発売されるという謎施策により、Surfaceはせっかくのチャンスをふいにしているように思えます。アルカンターラのタイプカバーあってこそのSurface Proという気がしますので、残念です。
(その後Surface Proの展示店が大幅に増え、スタッフさんに尋ねなくても実機を見られるようになっていますが、一見するとSurface Pro 4との違いがよくわからないので、お客さんも気づきにくい様子です)
Surface Studioも実機を見れば「おーっ」となるはずですが、発売前に私を含む一般のお客さんが見る機会はほとんどなかったのでは?
そうこうするうちに、WWDC 2017で一新されたMac各機種が発表(即発売)されて、私の中のSurfaceに対する勢いを削がれてしまいました。
MacBook Proの旧モデルのお買い得感
以上のようにしてSurfaceシリーズが選択肢から遠ざかると、あとは新しいiMacまたはMacBook Proと、昨年モデルのMacBook Proの争いになり、最終的には昨年モデルのMacBook Proを選びました。
ポイントは次のとおり。
- MacBook Pro 15インチ(Late 2016の上位モデル)のお買い得感が非常に高い
MacBook Proの2017年モデルでのアップデート内容は、CPUに第7世代 Intel Coreシリーズ(Kaby Lake)が搭載されたことと、GPUがアップグレードされたことです。
ストレージが速くなったという話もあります。(仕様上の速度はシーケンシャルリード3.2GB/s、シーケンシャルライト2.2GB/sで変更なし)
MacBook Pro 15インチ(Late 2016の上位モデル)は各販売店の在庫吐き出しで安くなっており、同じ位置づけの2017年モデルと比べて8〜9万円安く手に入ります。上記のアップデート内容を踏まえても安いと思います。 -
iMacのデスクトップならではのパフォーマンスと5Kディスプレイは魅力だが…
iMac(最下位モデルを除く)にはデスクトップ用のプロセッサーが採用されています。
このため、MacBook Proと比較すると相対的に高いパフォーマンスが期待できますし、筐体が大きく冷却に余裕があるので負荷を掛けたときにも熱による性能低下が少ないことが見込まれます。
しかし、ディスプレイ一体型ならではの小回りの効かなさ、VESAモデルを選んだ場合のリセールバリューの低さで、どうしても最後のひと押しができませんでした。 -
iMacはCore i7/ストレージ変更/VESAマウントでCTO必須(納期遅い)
またiMacの場合、CPU/GPUのアップグレード、ストレージのSSD化、VESAマウント選択がすべてCTOになっていて、お店ですぐに手に入らないというのもネックでした。納期はだいたい1週間から10日というところでしたが、そんなに待てませんでした。
というわけで、2017年のメイン環境入れ替えはMacBook Pro 15インチ(Late 2016)の上位モデル購入で決着しました。
この結果、自宅のメイン環境がWindowsからMacに変わりましたが、この数日試した範囲では、作業効率はほとんど変わっていません。どうしてもWindowsが必要な作業には、VMware Fusionの仮想マシンにインストールしたWindows 10を使います。
思えば、約2年前まで同じような環境で作業していたので、そこに戻っただけなのですが、この間に例えばOneNoteのMac用アプリがアップデートされて、Windows用のストアアプリとほぼ同じに使えるようになっているなど、2つのOSでできることの違いが少なくなっているように感じます。
WindowsかMacかを問わず、新しいデバイスをいろいろ試したい私のような者にとっては、幸せなことだと感じます。
あとはSurface Laptopを早く
MacBookで20万円級の出費をしてしまったので、Surfaceシリーズをすぐに手に入れるのは難しくなりましたが、最近見たこちらの動画でSurface Laptopのアルカンターラキーボードの質感に魅了されています。
2分07秒あたりから、ディスプレイを閉じた状態のディスプレイとキーボードの境目を撮っているところがありますが、この繊維の不均一な感じがすごくいいです。
Surface Laptopは6月15日から予約受付が始まっていて、おそらくSurface Proと同じように発売前に店頭に展示されるタイミングがあると思います。早く実機を見せていただきたい。買うか買わないかの話はそれからです。
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