スマホのロック解除は顔認証ではなく指紋認証派のわたしでしたが、ちょっとした問題で顔認証派に鞍替えしたくなっています。
手荒れは指紋認証の大敵。
手荒れで指紋認証が怪しくなる問題
年末年始の大掃除で埃っぽいものをたくさん触ったり、水仕事に精を出したせいで、現在手荒れが進行中です。
主に指先が少しかさかさして、普段は見られないシワが出てきているような状態ですが、これがiPhone 8やMacBook Proの指紋認証(Touch ID)の認識精度にたいへんな悪影響を与えています。
具体的には、iPhone 8での認識確率は30%程度まで低下し、MacBook Proではほぼ認識されないという状況です。
指の先端付近ではほとんど認識できないため、なるべく指の腹をセンサーに押し当てるように意識していますが、それでもこの程度。日に何度もパスコードやパスワードを入力する始末で、不便なことこの上なしです。
手指の状態は日々変化するようで、指紋を登録し直してもすぐに認識されなくなります。
少しでもマシにならないかと、毎晩寝る前にオロナインH軟膏を使っていますが、目に見える成果は上がっていません。
日常的に水仕事をされている方はどう対処されているのでしょうか。
やっぱり頼りになる顔認証
現在サブ機として使っているWindows 10の自作デスクトップにはマウスコンピューターの顔認証カメラをセットしていますが、こちらは(あたりまえですが)手荒れの影響は受けません。
いつもどおり爆速で認識・ロック解除を行えます。
そんなこんなで「やはり時代は顔認証なのか」という気持ちに傾いているというのがこの記事の主題です。
2018年モデルのiPhoneはFace IDの認証が速くなっているのか?
さて、わたしは以前iPhone Xを使っていた時期があり、初代Face IDを経験しているのですが、iPhoneを持ち上げてからロックが解除されるまでに一呼吸待たされる印象があり、あまり快適ではなかったと記憶しています。
しかし、今さらiPhone Xを買うわけではないので、2018年モデルのiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRでより速くなっていれば問題ないわけです。
Appleも「さらに速く」なったと言っています。
リンク:Face ID(Apple)
それで、実際のところはどうなのかと比較動画を探してみました。
ちょうど良さそうなのがこちらです。
ストップウォッチによる手動計測で「速い」「遅い」とやっている記事等が多いなか、こちらの動画はおそらく編集時にタイムライン上でボタン押下とロック解除の時間差を計測していると思われるもので、信頼できそうです。
で、結果はiPhone XS Max > iPhone XS > iPhone Xの順に速くはなっています。しかし、その差は最大で100分の5秒と、おそらく体感できないくらいの違いにとどまっています。
iPhone XRの実力がわかる動画は見つけられませんでしたが、おそらく似たり寄ったりの結果なのでしょう。
iPhone XR 64GBなら約9万1,600円でカラバリ豊富
Face ID対応のiPhoneに乗り換える場合、AppleストアでSIMフリーモデルを買うとすると、いちばん安く済む方法はiPhone XRの64GBモデルを選ぶことです。
お値段、税込み9万1,584円。いまならY!mobileの契約事務手数料が無料になるそうです。
リンク:Y!mobile
シャッター音がしない海外版SIMフリーのものはイートレンなら送料込みで総額およそ9万7,000円弱。
エクスパンシスだと10万円ちょっとといったところです。
iPhone XRを選ぶメリットはXSやXS Maxのようなべらぼうな高値じゃないこととカラバリが豊富なこと。イエローやコーラルが素敵です。
一方でリアカメラがシングルレンズであったり、人の顔以外ではポートレートモードが使えなかったり、3Dタッチに非対応だったりという弱点もあります。
また、その耐久性と使い勝手の良さで好評なApple純正シリコンケースが設定されていないのもマイナスです。本体と同色のシリコンケース、欲しかったなあ。
こうしたことを踏まえつつ、そろそろiPhone XRを買うべきときが来たかと考えております。
以上、手荒れでTouch IDが使いづらいからFace IDに移行するかという話でした。
リンク:iPhone(Apple)
リンク:iPhone(NTTドコモ)
リンク:iPhone(ソフトバンク)
リンク:auオンラインショップ