サンワサプライからSurface Pro 4 / Surface Pro 3 / Surface 3で使える安価なHDMI対応ドッキングステーションが発売されました。
純正のものよりも汎用性が高く、価格もお安い模様です。
サンワサプライのSurfaceシリーズ用HDMI対応ドッキングステーション
発売されたドッキングステーションはこちらです。
対応機種はSurface Pro 4 / Surface Pro 3 / Surface 3の3機種です。
出力ポートとして、USB3.0 Type-Aポートが3つ、フルサイズのHDMIポートが1つ、1000BASE-T対応の有線LANポートが1つあります。
本体から伸びているUSBケーブルをSurfaceのUSBポートに接続して利用します。
また、HDMIポートを利用する場合は、付属のMini DisplayPortケーブルでSurfaceと接続する必要があります。
価格は通販限定の7,980円。確認できた範囲では、送料無料のお店が多いようです。
良いところとそうでもないところ
サンワのドッキングステーションの良いところは、何といってもその価格です。
SurfaceシリーズにはMicrosoftから純正のドッキングステーションが発売されていて、機種ごとの専用設計なこともあり、機能も使い勝手も素晴らしいのですが、どれも2万円台後半というなかなかなお値段となっています。
リンク:Surface 3 ドッキング ステーション(マイクロソフトストア)
対するサンワサプライのものは3分の1以下の7,980円。圧倒的な低価格です。価格重視なら文句なしにサンワでしょう。
また、Surfaceの機種ごとの専用品ではないので、たとえばSurface 3をSurface Pro 4に買い替えた場合でも使い続けることができます。
「ドライバーインストールは不要」とあるので、Windowsのインボックスドライバーで動作するのだとすると、Surface以外のデバイスでも使える可能性が高いです。
しかし、値段なりに不便なこともあります。
それは、接続が煩雑なことです。。
まず、Surfaceとサンワのドッキングステーションの接続は、USBとMini DisplayPortで行います。Surfaceを外に持ち出して使っている場合、毎日家に帰ったら、ケーブルを2本接続しなければなりません。Surface自体の電源も接続するので合計3本です。
また、Surfaceとの固定はこのようにキックスタンドをドッキングステーションで挟み込むようにして行います。これも毎日だと面倒そうです。固定しないで使うようになりそう。
さらに、サンワのドッキングステーションはSurfaceのUSBポートからバスパワーで供給される電力で動作しますが、それで足りない場合に備えてACアダプターが同梱されています。消費電力多めの機器を接続する場合にはACアダプターを利用しなければなりません。
これは挿しっぱなしでOKですが、電源が1つ余分に必要になります。
そんなわけで、Surfaceシリーズで「USBポートが足りない」「有線LANやHDMIポートが欲しい」という方で、多少の煩雑さを受け入れつつ、なるべく安く済ませたい場合は、サンワダイレクトのドッキングステーションを検討されると良いのではないか、という話でした。
リンク:Surface用ドッキングステーション(サンワダイレクト)
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