私はスマートフォンをケースに入れずに使いたい裸族派です。Apple製品のクールなデザインをケースで覆いたくないのです。
しかし、裸で使っているとどうしても本体に小さなキズが付いたりするので、手放すときに値段が下がることが心配になります。
それで不本意ながら保護フィルムを貼ったり、カッコイイケースやバンパーを探して取り付けることになるのですが、フィルムやケースの値段も馬鹿になりません。裸族派なのにフィルムやケースに高いお金を払うってどうにも納得いかない。
そこで、ちょっとしたキズがついたりして「美品」じゃなくなったiPhoneはどれくらい値段が下がるのかを調べてみました。
ヤフオク!で「美品」とそうじゃないものを比較
ヤフオク!では状態が良い中古品を指して「美品」と謳うことが多いです。
今回はiPhone 6とiPhone 5Sで「美品」と非「美品」の相場を調べて比較してみます。
過去30日間の落札相場から判断します
過去30日間の落札相場を次の条件で検索します。
項目 | 内容 |
---|---|
対象機種 | iPhone 5S 16GB および iPhone 6 16GB (色、キャリアは不問) |
美品の条件 | 中古品として出品され、オークションのタイトルに「美品」と付いていること |
その他 | オークションストアからの出品は対象外。タイトルに以下の用語が用いられているものは対象外。「ジャンク」「SIMフリー」「シムフリー」「おまけ」 |
iPhone 6の場合
iPhone 6 16GBの「美品」の平均落札価格は50,398円
上記の条件で「美品」の落札結果を調べたところ、149件が該当し、平均落札価格は50,398円でした。
最高値は64,800円、最安値は25,000円でした。
ただし、最安値の案件は出品の説明が不十分で写真も無いために極端な安値で落札されたように見えます。この件を除外すると最安値は42,001円でした。
iPhone 6 16GBの非「美品」の平均落札価格は48,086円
同じように、非「美品」の落札結果を調べると、95件が該当し、平均落札価格は48,086円でした。
最高値は60,000円、最安値は38,502円でした。
iPhone 6の「美品」と非「美品」の差は2,312円
「美品」が非「美品」よりも高いことがわかりました。平均落札価格の差は2,312円です。
iPhone 5Sの場合
つづいてiPhone 5Sで同じ調査をしてみます。
iPhone 5S 16GBの「美品」の平均落札価格は31,682円
上記の条件で「美品」の落札結果を調べたところ、416件が該当し、平均落札価格は31,682円でした。
最高値は46,500円、最安値は20,800円でした。
iPhone 5S 16GBの非「美品」の平均落札価格は29,872円
同じように、非「美品」の落札結果を調べると、493件が該当し、平均落札価格は29,872円でした。
最高値は44,820円、最安値は15,000円でした。
iPhone 5Sの「美品」と非「美品」の差は1,809円
「美品」が非「美品」よりも高いことがわかりました。平均落札価格の差は1,809円です。
iPhoneのフィルムとケースを使うなら2,000円以内で選ぼう
美しい状態を保ったiPhoneとそうでないiPhone。オークションのタイトルの情報だけで判断すると、その差はざっくり2,000円程度とわかりました。
実際には、十分綺麗なのに「美品」を謳わない場合もあると思うので(逆はクレームになりそうだからあまりないと思います)、その差はもう少し開きそうな気がしなくもないですが、少なくとも美しさを保つためのコストを2,000円以内に収めておけば損することはなさそうです。
でも、ちょっとカッコイイ/カワイイケースを選ぼうとすると3,000円オーバーはザラだし、フィルムだって1,000円くらいは当たり前です。
そんなときは100均が味方になってくれるようです。
アリス
https://twitter.com/nanako_621/status/589395041463832576
おやじ
https://twitter.com/sikisisora/status/587930697043578881
なにか雅なもの
https://twitter.com/0204Sanae/status/586496881292812288
おやじシールのはちょっと真似したい。
まとめ 〜iPhoneのフィルムやケースは2,000円までをめどに
iPhoneの美しさを保つための妥当なコストはいくら位かを、オークションの落札相場から調べました。
その結果、適正コストはだいたい2,000円以内。100均などを味方につけてこのラインをクリアしましょう。