Apple Watch Series 5のNikeバージョンが発売されました。
今ならすぐに手に入るようです。
普通のバージョンとの違いを手みじかに。
Apple Watch Series 5 と Nikeバージョンの違いは?
Apple Watchには通常版(Apple Watch Series 5)のほかに、Apple Watch Hermès、Apple Watch Edition、そしてApple Watch Nikeが用意されています。
Nikeバージョンは昨年のSeries 4までは「Apple Watch Nike+」と呼ばれていたのですが、今年のバージョンでは「+」が取れました。理由はとくに説明されていないと思います。
さて、このNikeバージョンは単にNikeブランドを借りたイメージの違いだけではなく、実質的な違いがあります。
専用の文字盤が用意されている
Apple Watch Nikeには他のモデルでは利用できない専用の文字盤があります。
Nike専用文字盤にはどれもNike Run Clubというランニング用の計測アプリを呼び出すアイコン(Nikeのスウィッシュロゴのアイコン)が表示されるようになっています。
このアイコンをタップするとNike Run Clubが起動して、スタートボタンですぐに計測を始められます。
Nikeバージョン以外のApple WatchにもNike Run Clubアプリをインストールすることは可能で、通常の文字盤にコンプリケーションとしてNike Run Clubを設定することで同じ効果を得られますが、専用文字盤では通常ならコンプリケーションを置けそうにないところにアイコンが配置されていたりして、スペース効率が良いです。
専用のバンドがバンドルされている
Apple Watch Nikeに同梱されているバンドはNikeバージョン専用のデザインです。
スポーツバンドは通常のものとは異なり、全面に穴が空いたもの。
スポーツループは機能・性能的には通常のものと違いなさそうですが、デザインが異なるものとなっています。
スポーツバンドの方は運動するときに汗が溜まりにくくて快適そうです。
Nikeバージョン以外のApple Watchを選んだ場合でも、これらの専用バンドを別途購入して組み合わせることは可能ですが、その分出費が増えてしまうわけで、最初からNikeバージョンを選ぶ方がお得でしょう。
Nikeバージョンが向いている人
Nikeバージョンは機能的には他のバージョンと全く同じで、本体の素材は通常のApple Watch Series 5のアルミニウムケースと同じです。(ただし、ゴールド色はありません)
価格も同サイズのアルミのApple Watch Series 5と同じです。
ということで、Nikeバージョンが向いている方は次のようにまとめられると思います。
- Nikeバージョンの文字盤を使いたい
文字盤に関して、Nikeバージョンを選んで失うものはなにもありません。専用文字盤が使える分だけお得です。(もちろん、EditionやHermesの専用文字盤は使えません。念の為) -
アルミニウムケースのモデルが欲しい(アルミでも構わない)
Nikeバージョンではアルミニウムケースしか選べません。
Apple Watchの素材の中でいちばん軽いアルミは、運動中にはたいへん結構なのですが、見た目が若干安っぽく感じられるというデメリットも。私はNike+(Series 4)のシルバーアルミニウムケースを使っていますが、こんどアルミモデルを買うときはスペースグレイにしようと思っています。
また、風防がサファイアではなくガラスなのも、時計のスペックとしては若干落ちるのですが、そのあたりは価格なりということでしょう。 -
Nikeバージョンのバンドが欲しい(Nikeバージョンのバンドでも構わない)
先に書いたとおり、購入時にNikeバージョンのバンドと組み合わせられるのはNikeバージョンのApple Watchだけです。そして、購入時に組み合わせられるのはNikeバージョンのバンドのみという制約もあります。
というわけで、Apple Watch Nikeの通常モデルとの違いについてでした。
スポーツする方、とくにランニングが趣味の方は、買って損はしないと思います。
リンク:Apple Watch Nike Series 5(ビックカメラ)