Microsoft Surfaceの新モデル「Surface Laptop Studio」が発表されました。
これはいい!のか?
Surface Laptop Studioの概要
Surface Laptop Studioの紹介映像がこちら。
このビデオから読み取れることはおよそ次のとおりです。
・これまでで最もパワフルなSurface
・Windows Helloの顔認証に対応
・Windows 11を搭載
・狭額縁ディスプレイ(14.4インチ、タッチ・ペン入力対応)
・GeForce RTX 3050Tiを選択可能
・第11世代 Intel Core 4コアプロセッサーを採用
・Thunderbolt 4ポートを2つ搭載
・Surface Connectと3.5mmオーディオジャックを搭載
・Haptic Touchpad
・3モードの画面位置
・新しいSurfaceペン(Hapticフィードバックあり、Surface本体から充電可能)
・クアッドスピーカー
主な仕様は次のとおり。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | 第11世代 Intel Core i5-11300H(4コア) 第11世代 Intel Core i7-11370H(4コア) |
グラフィックス | Intel Iris Xe グラフィックス(i5モデル) NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti laptop 4GB(i7モデル) |
RAM | 16GB/32GB LPDDR4x |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレイ | 14.4インチ 2400 x 1600ピクセル(アスペクト比3:2) タッチ操作、ペン入力対応 |
カメラ | イン:1080p、Windows Helloの顔認証対応 |
ワイヤレス | Wi-Fi 6(802.11ax)、Bluetooth 5.1、Xbox Wireless |
インターフェース | Thunderbolt 4(USB 4.0) x 2、Surface Connect、3.5mmヘッドフォン |
サイズ・重さ | 323.28 x 228.32 x 18.94mm 1742.9g(i5モデル)、1820.2g(i7モデル) |
その他 | ペンは別売 |
IntelのHシリーズのプロセッサーを搭載した、これまでで最も性能の高いSurfaceになっています。
グラフィックスはSurface Bookシリーズと同様に、Core i5モデルではCPU内蔵グラフィックスを、Core i7モデルではディスクリートグラフィックスを採用しています。
3050Tiのメモリが4GBなのがちょっと気になるところです。
RAMとストレージの仕様は妥当な内容だと思いますが、用途によってはRAMがもっとたくさん欲しいかもしれません。
ディスプレイはこれまでのSurface Bookシリーズにあった13.5インチと15インチの間をとった14.4インチ。きっとこのサイズに一本化するんでしょう。
カメラはもちろんWindows Hello対応。Surfaceのフラッグシップにこれは欠かせません。
ワイヤレスの仕様も妥当。
インターフェースはついにThunderboltに対応しました。やっとですね。
フットプリントは14.4インチモデルとしては小さく感じます。(MacBook Air M1が13.3インチで304.1 x 212.4です)
重さは性能なりといったところでしょうか。
お値段はどうなのか?
このようにSurfaceシリーズとしてはダントツに高性能になりそうなSurface Laptop Studioですが、価格がどうなるのかがとても気になります。
アメリカでの価格は1599.99ドルから。そのまま円換算して消費税を加えると19万円少々です。
現行のSurface Book 3 13.5インチモデルの国内価格と照らし合わせると、Surface Laptop Studioの価格もこれに近くなるのではないかと思います。
Surface Book 3 | ←の価格 | 対応するSurface Laptop Studio? |
---|---|---|
Core i5 8GB/256GB | 20万9,880円 | Core i5 16GB/256GB |
Core i7 16GB/256GB | 26万2,680円 | Core i7 16GB/256GB |
Core i7 32GB/512GB | 31万6,580円 | Core i7 32GB/512GB |
Core i7 32GB/1TB | 34万1,880円 | Core i7 32GB/1TB |
せっかくSurface Laptop Studioを買うのなら、i7/3050Ti/32GB/512GBくらいの構成は選びたいところですが、上の表によれば30万円オーバーになり、お手頃価格とは程遠いようです。
現行のMacBook Pro(M1)がM1/16GB/512GBで19万円少々。これでたいていの作業は全く問題なくこなせます。同じ構成のMacBook Airなら16万5,000円です。
もうすぐ出ると言われている、プロセッサーを強化した14インチMacBook Proもおそらく30万円には届かないような気がしますので、敢えてSurfaceを選ぶにはペン入力やタッチ操作が必須だったり、OSはWindowsでなければならないというような理由が必要になりそうです。
比較的小さくて、そこそこの性能があって、ディスプレイや新しいペンのギミックが楽しそうなSurface Laptop Studio。価格に納得できるなら手に入れてみると面白いと思います。
発売は来年初旬だそうです。
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