新生nasne、買うべきか・買わざるべきか?〜判断のポイント

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Buffalo nasne - 0 周辺機器

2019年に惜しまれつつ販売終了したSony Interactive Entertainment(SIE)製のHDDレコーダー「nasne」の後継機が、まもなくBuffaloから発売されます。

買うべき?


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Buffalo版nasneの仕様

ファンが追加されたのは朗報

Buffalo版nasneの見た目はSIE版ととてもよく似ています。

Buffalo nasne - 1

しかし、その仕様はSIE版からいろいろと変化しているようです。

Buffalo nasne - 2

内蔵HDDの容量がSIE版の2倍(2TB)になり、外付けの最大容量も6TBに増えました。

しかも、外付けのストレージとしてバスパワータイプのHDD/SSDを使えるようになったので、機器周辺がケーブルでごちゃごちゃする度合いが多少改善されそうです。

また、地味ですが重要なのが本体に冷却ファンが設けられたことです。

SIE版は内蔵HDDの故障が多く(私のも数年で2回故障しました)、それはファンレス設計によってHDDの温度が常に高かったことが原因だと思うのですが、その点、Buffalo版は改善が期待できます。

HDDレコーダーは本体が故障したが最後、その機器で録画した番組は(外部に書き出し済みのものをのぞき)二度と視聴できなくなります。

これは外付けのストレージに録画したものも同じで、今回のBuffalo版なら最大8TB分のコンテンツが二度と見られなくなるということです。

本体の故障の危険性が少しでも減ったのは喜ばしいことです。

視聴環境はやや悪化

一方、番組の視聴環境はSIE版より悪化しています。

こちらが対応アプリケーションの比較表です。

Buffalo nasne - 3

Buffalo側に「非対応」が多いことがわかります。

Buffalo版で利用できるのは、スマホ・タブレットの専用アプリ(torne mobile。有料)、Windows PCの専用アプリ(PC TV Plus。有料)、PS4の専用アプリ(torne PlayStation 4。無料)だけです。

テレビ等のDLNA機能で視聴することは利用できませんし、現時点ではPS5でも利用できません。

私もそうですが、PS5を手に入れた人はPS4は処分してしまったはずで、テレビとPS5の両方を封じられると、大画面での視聴がとても難しくなります。

機能に比べて価格が安いし、スマホ・タブレットのアプリは数百円、PC TV Plusは3,300円(税込)と、こちらも高いものではないので、すでに対応する視聴環境があって、それに満足できそうなら、Buffalo版nasneは悪くないかもしれません。

PS5への対応は2021年末までには行われる予定とのことですので、そのあたりまで見据えて購入を検討するのが良さそうです。


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